ドSな先輩、クールな同級生、天然な後輩、ワガママな幼なじみ。3【名前変換オリジナル】

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あ「い、いやいやあの……優、なにいってんの？」


優「いいじゃん！こんなにあってるのに、もったいないよ」


「それじゃあ、そういうことで」


おい私の意見は!?ちょっと!?


あ「え、優は!?」


優「私はステージから見てるからさ。頑張れ!!」



とまあこんな感じでステージの裏のほうにつれていかれた。


水着新作発表会開始まで、あと数分。


あ「やっぱ無理!!無理です!!」


「といっても、ちょうどモデルさんが足りなかったし、いいじゃない。よく似合っているわ」


そんなまぶしい笑顔で言われても……


「あ、ほら始まるわ。さっき教えたとおりに歩いて、ポーズしてね。

自信持って大丈夫よ、あたたなかなか素質あるわ。本物のモデルさんみたいよ」



そ、そんなことを言われても。


こんなことを思っていたら、もうすぐ私の番だ。



あああああ、もうどうにでもなれ!!


ステージの前にはたくさんのお客さん。


その前を歩いていくんだけど……視線が集まりすぎだ!!やばい!!精神がおかしくなりそうだ!!


まあそんな変なことを考えつつも、なんとか歩き終わった。



優「A!!おつかれさま、すっごい素敵だった!!」


写真もばっちりとったしね、と笑顔で言う優をはたくと、さきほどの店員さんが近寄ってきた。


「とても素敵だったわ。もしそれお買い上げなさるんなら、特別に半額にするわよ」


あ「買います。お願いします」


ということで、お目当ての水着を半額でゲット。


モデルやってよかったと、ちょっぴり思った。

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