ドSな先輩、クールな同級生、天然な後輩、ワガママな幼なじみ。3【名前変換オリジナル】

story.108 ページ21

あ「ご、ご注文はお決まりでしょうか」



優斗「んー、じゃあ俺チョコパフェー」


怜「僕も」


蓮「俺も」


健太「俺もそれで!!」


お前ら絶対適当だろ。


あ「食べ終わったら、早く帰ってくださいね？」


黒い笑みを向けたあと、私はキッチンに。


あ「チョコパフェ4つお願いします」


「はーい」


あーもう、はやく帰れ帰れ帰れ!!


そう思っていると、優斗先輩が私に向かって手招きした。


無視しようかとも思ったのだが、あとが怖そうなのでとりあえず向かうことに。


あ「なんですか」


優斗「その耳、さわらせて」


あ「無理ですいやです」


こんなことでわざわざ呼ばないでほしい。


健太「あ、俺も触りたいと思ったんですよ!!」


おいきみ、今私は嫌だといったよね？


健太「だめ、ですか……？」


ああだめだ、その上目使いには負ける。


あ「ちょっとだけ、だよ？」


優斗「あ、ずりい!!差別だ差別!!」


横でキャンキャンほえている優斗先輩は置いといて。


健太「すごい気持ちいいですね、これ!!」


あ「特別だからね」


まあ、健太くんの幸せそうな顔がみれたのでよしとする。


というか、さっきからきになること。


あ「おい、そこのふたり。無言で写真撮るな」


蓮「あ、ばれたか」


ばれるわ、ばか。


怜「え、だめ？」


だめにきまっている。


そろそろ仕事に戻らないと、ということでみんなのテーブルを離れたが……



これもう、いつもの疲労感の2倍はきてるな。

story.109→←story.107

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す