ドSな先輩、クールな同級生、天然な後輩、ワガママな幼なじみ。2【名前変換オリジナル】

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もう少しプリンが余っていたので、健太くんにわたしに行くことに。



一年のフロアにたどりつき、健太くんのクラスへ。



あ「すいませーん、健太くんいますかー？」



確かこのクラスであってたはず。


すると、近くにいた子が健太くんを呼んでくれた。



健太「A先輩、なにか用でしょうか？」


少し気恥ずかしそうにしながら首をかしげる健太くん、ああ破壊力やばい。


あ「あのね、調理実習でプリンつくったんだけど……あまったから健太くんに！」


健太「え、いいんですか!?ありがとうございます!!」



ぱああっと顔を輝かせながらプリンの入った保冷バッグを受け取る健太くん。



あ「なかにスプーンとかも入ってるからね！あと、容器とかは使い捨てだから捨てちゃってくれて構わないよ！」



健太「ほんと、ありがとうございます！あ、これ……お礼と言ってはなんですが、どうぞ」



健太くんがポケットからとりだしたものは、なんと……!!


私の好きな飴であった。



あ「え、いいの!?私この飴大好きなんだけど!!うわー、やったー！」


そんな私をみて、健太くんがくすくす笑いながら言った。



健太「先輩って、ほんとかわいいですよね」


あ「え、いやいやないない。ありえない。健太くんのほうが、かわいい」


健太「いや、その……真顔で言われても……」


困ったような顔をする健太くんが可愛すぎて鼻血が出そう。



あ「じゃあ私はこれで！またねー」



ふう、飴ももらえて健太くんのかわいい顔も見れて……。


満足した、よし。あ、言っておきますが変人でも変態でもないです。多分。

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