story.62 ページ21
今はジェットコースターにむかってみんなで歩いている。
結局、ジェットコースターにのることになってしまったんだけど……
健太「先輩の隣は俺ですから!!」
蓮「いや、俺だ」
怜「ふたりとも、見苦しいよ？Aの隣は僕なんだからさ」
優斗「お前ら後輩だろ。ここは先輩の俺に譲るべきなんじゃないか？」
と、こんな会話がさっきからエンドレスで続いているのです。
ああもう、こんな話ばっかしてる間にもう入り口についちゃったじゃないか。
あ「それなりに人は並んでるね……やっぱジェットコースターは人気なのかな」
ほかの4人は聞いていないようなので、一人ぽつりとつぶやく。
こんな喧嘩するんだったらさ、ジェットコースター乗らなきゃいいじゃんとか思うけど、それいったらまたうるさくなりそうだもん。
まず、5人ということは誰か一人で乗らなきゃいけないから……あ。
健太「A先輩は、誰と一緒に乗りたいですか!?」
私がいい考えと思われるものを思いついたとき、健太くんに声をかけられた。
あ「あのさ、私いいこと思いついたんだけど。
私が一人で乗ればいいんじゃない？」
そういった瞬間、みんながかたまった。
え、なんかへんなこといった？
怜「それはだめだよ。なんのために、僕らがここまで話し合ったんだ」
話し合ってたのか？あれは。
「お次のお客様、何名様ですか？」
そうこうしているうちに、私たちの番が来たようだ。
ここ、お客さんまわすの早いんだね。
あ「5人です！」
「では、どうぞ」
どうやら、後ろの3列があいているようだね。
不服そうな顔をする4人をむりやり連れて、席に座らせる。
そして私は一番後ろにっと。
ま、順番的に私が一番後ろってかんじだったしね。
ベルトなどをして、安全バーにつかまる。
健太「もー、A先輩！あとでなんか付き合ってもらいますからね!!」
不服そうに言った健太くんの声とともに、ジェットコースターは発進した。
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まいまい - かっこいい！！しかも、ストーリー構成がなってて、わかりやすい！！ (2015年7月21日 0時) (
レス) id: 6d0d403dce (このIDを非表示/違反報告)
ひなた様 - なぜかオチが2人います…先輩と同級生です。どちらかと言うと、やっぱり同級生オチがいいかな？ヨロシクお願いします!! (2015年4月18日 20時) (携帯から) (レス) id: a4f004b653 (このIDを非表示/違反報告)
葵 - 先輩とのオチがいいでーす♪♪ (2014年10月1日 19時) (レス) id: 60d56979e0 (このIDを非表示/違反報告)
ろとぃ - 同級生とのオチがいいですっ！なにとぞ宜しくお願い致しますっ(`・ω・´) (2014年9月20日 18時) (レス) id: f54b462d7d (このIDを非表示/違反報告)
深you - 幼馴染かっこいー！ (2014年9月2日 17時) (レス) id: a06d13c0d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：憐 | 作成日時：2014年4月3日 9時
