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story.58 ページ17

水族館を出ようとしたとき、視界のすみにお土産コーナーがうつった。


あ「みんな、ちょっとまって!!お土産買おう!」



健太「いいですね!買いましょう!!」



一番に乗ってくれたのは健太くん。その後ろからほかの3人もついてきた。



ふむ、けっこう品ぞろえもいいし、かわいいものも多そうだな!!



あ「あ、このぬいぐるみかわいい!」


私が見つけたのは、ペンギンのぬいぐるみ。けっこうな大きさで、抱き枕にちょうどよさそう。



手に取って、抱きかかえてみる。うわ、これ寝ちゃいそうになる。



健太「A先輩、なにかいいもの見つかりました?」



うしろから健太くんの声がしたので、ぬいぐるみを抱いたまま振り返る。



あ「うん!これ、すっごいかわいくない!?肌触りもいいし、買っちゃおうかなぁ」



ぬいぐるみに顔をうずめもふもふしていたが、健太くんからの返答がない。



まさかの無視?『そんな歳してぬいぐるみとかひくわー』みたいな?傷つくよ?



顔をあげると、健太くんのうしろにほかの3人もいた。



なぜか固まったままだ。



あ「みんな、どうしたの?」


健太「……かわいいです、先輩」



お、やっぱり!



あ「だよね、かわいいよね!!」



分かってくれたようだ、さすが健太くん!!



優斗「健太、Aはお前の言ったことちょっと勘違いしてるぞ」



え、どういうこと?


健太「はい、知ってます。けど、それも先輩らしいじゃないですか」



ちょ、私をおいて話を進めないで。



そのとき、『パシャッ』とシャッター音が聞こえた。



音のしたほうをみると、携帯を私にむけている怜くん。え、撮られた?



あ「今、なんか音がしたような」


怜「気のせい気のせい」



蓮「おい怜、それあとで送れ」


優斗「俺にも」


健太[俺にもお願いします」



やっぱりなんか撮っただろ。


あ「ねぇ、なんか撮ったでしょ。見せて」



怜の携帯をのぞきに行こうとするも、健太くんに妨害されてしまう。



健太「あっ、むこう見に行きましょうA先輩!」



ちくしょう、何を撮ったのか確認できなかったじゃないか。

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まいまい - かっこいい!!しかも、ストーリー構成がなってて、わかりやすい!! (2015年7月21日 0時) (レス) id: 6d0d403dce (このIDを非表示/違反報告)
ひなた様 - なぜかオチが2人います…先輩と同級生です。どちらかと言うと、やっぱり同級生オチがいいかな?ヨロシクお願いします!! (2015年4月18日 20時) (携帯から) (レス) id: a4f004b653 (このIDを非表示/違反報告)
- 先輩とのオチがいいでーす♪♪ (2014年10月1日 19時) (レス) id: 60d56979e0 (このIDを非表示/違反報告)
ろとぃ - 同級生とのオチがいいですっ!なにとぞ宜しくお願い致しますっ(`・ω・´) (2014年9月20日 18時) (レス) id: f54b462d7d (このIDを非表示/違反報告)
深you - 幼馴染かっこいー! (2014年9月2日 17時) (レス) id: a06d13c0d6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2014年4月3日 9時

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