story.56 ページ15
だいぶ落ち着いたので、私は顔を上げる。
あ「怜、ありがとう。もう大丈夫」
怜「わかった、じゃあみんなのところ戻ろうか」
私の手をつかんで怜は歩き出した。
何もしゃべらないのもあれかなーって思ったので、怜に話しかける。
あ「怜って、けっこう強いんだね!!ちょっとびっくりしちゃった」
怜「そうかな、男はだいたいこのくらいだと思うけど」
あ「そうなんだ!それにしてもさっきの人、相当痛がってたけどなぁ」
そういうと、怜は立ち止まった。
怜「……まぁ」
そこで一度言葉を切り、怜は私と向かい合った。
怜「好きな子を守らなきゃって思ったら、なんか力がわいてきたってのもあるかも」
……え?
思考回路が硬直。ん?今なんて?
私が固まっているのを見て、怜はくすっと笑い再び歩き出した。
怜「本気か冗談かは、Aが決めて」
あ「え、あの…ちょっと…え?」
混乱中の私をみて、またクスリと笑う怜。
それからほかの3人のもとにつくまで、私の頭は固まったままだった。
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まいまい - かっこいい!!しかも、ストーリー構成がなってて、わかりやすい!! (2015年7月21日 0時) (レス) id: 6d0d403dce (このIDを非表示/違反報告)
ひなた様 - なぜかオチが2人います…先輩と同級生です。どちらかと言うと、やっぱり同級生オチがいいかな?ヨロシクお願いします!! (2015年4月18日 20時) (携帯から) (レス) id: a4f004b653 (このIDを非表示/違反報告)
葵 - 先輩とのオチがいいでーす♪♪ (2014年10月1日 19時) (レス) id: 60d56979e0 (このIDを非表示/違反報告)
ろとぃ - 同級生とのオチがいいですっ!なにとぞ宜しくお願い致しますっ(`・ω・´) (2014年9月20日 18時) (レス) id: f54b462d7d (このIDを非表示/違反報告)
深you - 幼馴染かっこいー! (2014年9月2日 17時) (レス) id: a06d13c0d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:憐 | 作成日時:2014年4月3日 9時