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story.52 ページ11

そのあと、館内を回りつついろんな水槽を見て行った。



私と健太くんとではしゃぎまくって、怜と蓮はそれを見ている。そして優斗先輩は私を見て笑っている…と。



だいたいそんなポジションが定着した。



お昼時になったので、館内にあったフードコートで昼食を済ませる。



健太「あ、そういえばもう少しでイルカショーはじまりますよー!」



あ「ほんと!?行きたい!」



イルカショーが行われる会場まで行くと、結構人が集まってきた。



怜「あんまり前に行くと濡れるから、気を付けたほうがいいよ」



あ「うん、わかった!」



といいながらも、前の席を確保。



だって近くで見たいし。



蓮「わかったって言って、結局前のほうじゃねーか」



あ「んー?文句あるなら後ろのほうでいいんだよー?」



とはいったものの、蓮は動く気配を見せない。



ふふふ、どうせ蓮もイルカが近くで見たいだけだろう!!



とそんなこんなでイルカショーは開始。



…やっぱり水しぶきがすごい。服も軽く濡れてしまった。



でもやっぱり迫力がすごい!



「はい、ではイルカを操ってみたい子は手をあげてくださーい!」



ほう、これは…ふつう、高校生ってこういうのってやるかな?



…やるでしょう!?



私は勢いよく手をあげる。



まわりで手をあげているのは小さな子たちばかりだけど、気にしない。



年齢なんて関係ない!!



近くでは、


健太「A先輩…さすがです!」


と尊敬のまなざしを私に向けている健太くん。


怜「Aって、ほんとおもしろいよね」


微笑みながらつぶやく怜、なにがおもしろいんだか。


蓮「…まじか」


なんかすごい驚いている蓮、なんでだ。


そんでもって、腹筋でも鍛えているんですかとでも言いたくなるくらい爆笑している優斗先輩。



今は構っていられない、なんとしてでも選ばれたい!


そんな私の熱意が伝わったのか…


「それじゃあ、そこの女の子!こっちにきてくださーい」


よっしゃ指名された!!



意気揚々と前へ出ていく私をみて、さらに爆笑している優斗先輩は、あとで殴っておこう。

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まいまい - かっこいい!!しかも、ストーリー構成がなってて、わかりやすい!! (2015年7月21日 0時) (レス) id: 6d0d403dce (このIDを非表示/違反報告)
ひなた様 - なぜかオチが2人います…先輩と同級生です。どちらかと言うと、やっぱり同級生オチがいいかな?ヨロシクお願いします!! (2015年4月18日 20時) (携帯から) (レス) id: a4f004b653 (このIDを非表示/違反報告)
- 先輩とのオチがいいでーす♪♪ (2014年10月1日 19時) (レス) id: 60d56979e0 (このIDを非表示/違反報告)
ろとぃ - 同級生とのオチがいいですっ!なにとぞ宜しくお願い致しますっ(`・ω・´) (2014年9月20日 18時) (レス) id: f54b462d7d (このIDを非表示/違反報告)
深you - 幼馴染かっこいー! (2014年9月2日 17時) (レス) id: a06d13c0d6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2014年4月3日 9時

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