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story.43 ページ2

少し進むと、優を発見。



あ「優−−!!」



優は私の声に気づき振り返ったが、すっごい驚いた顔してこっちに向かってきた。



優「ちょっと、なにこれ!!A、もうモテモテじゃない!」



あ「いや、違うよ、これはその…」


優「何が違うのよ!とにかく、私は先に行くからゆっくりハーレムを満喫して!!それじゃ!」


は、ハーレムって…!!悪気で言っているようには聞こえなかった。


だって、本気でこの状況を楽しんでたもん。



こんな私をおいて、優は走り去ってしまった。


優斗「ほらほら、そんな落ち込むなって!」


頭をぐりぐりとなでまわす優斗先輩だが、髪の毛がぐちゃぐちゃになってしまうじゃないか。



電車に乗り込み、私は少しあたりを見回す。もしかしたら、いるかもしれない…



そして私は、お目当ての人を発見。


あ「おはよ、怜!また今日も一緒だね」


怜「そうだね、おはよう。…あれ?優斗先輩と健太もいるね、なんでだろう?」


あ「いやぁ…なんか、勝手に…」



苦笑いしながらいうと、怜はそっかといった。



怜「…Aは、部活入ってなかったよね?」


あ「え、うん。そうだけど…?」



怜「僕も入ってないからさ。今度から一緒に登校、しない?」



なんと!お誘いをいただきました!!



たしかに、一人で登校は寂しいし。



あ「もちろん、いいよ!」


私がうなずくと、怜はやわらかく笑った。



怜「よかった」



そんななごやかな空気を、ぶち壊す人が1名。



優斗「へー、怜結構積極的だなー」


面白がるように乱入してきた優斗先輩をみて、すこし表情を曇らせる怜。



怜「別にそんなことないです。というか、電車の中では静かにしましょう」


とここで、健太くんも乱入。


健太「まあまあ、そんなトゲトゲせずに。優斗先輩も、電車の中ではおとなしくしましょう?」



後輩ふたりに『おとなしくしろ』といわれたのが効いたのか、優斗先輩は少ししょげている。



健太「あ、あと…」



そう言って健太くんは私の耳に顔を近づけてくる。



健太「蓮先輩、今日A先輩と二人っきりで登校できなかったからすねてるみたいなので。


あとで、ちょっとかまってあげてくださいね」


…またか。私は、そういう役回りなんだろうか。


ちらりと蓮のほうをみながらため息をつく私であった。

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まいまい - かっこいい!!しかも、ストーリー構成がなってて、わかりやすい!! (2015年7月21日 0時) (レス) id: 6d0d403dce (このIDを非表示/違反報告)
ひなた様 - なぜかオチが2人います…先輩と同級生です。どちらかと言うと、やっぱり同級生オチがいいかな?ヨロシクお願いします!! (2015年4月18日 20時) (携帯から) (レス) id: a4f004b653 (このIDを非表示/違反報告)
- 先輩とのオチがいいでーす♪♪ (2014年10月1日 19時) (レス) id: 60d56979e0 (このIDを非表示/違反報告)
ろとぃ - 同級生とのオチがいいですっ!なにとぞ宜しくお願い致しますっ(`・ω・´) (2014年9月20日 18時) (レス) id: f54b462d7d (このIDを非表示/違反報告)
深you - 幼馴染かっこいー! (2014年9月2日 17時) (レス) id: a06d13c0d6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2014年4月3日 9時

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