不安 ページ6
壱馬「不安になるやろ」
樹が席を外した時に壱馬さんにかけられた言葉
『不安にはなりますよ、あんなにイケメンですからね、』
壱馬「そうやな」
『でも、信じないとって』
壱馬「もし、女と遊んでたらどうする?」
『ちゃんと話しして別れるなら別れるでちゃんとハッキリしたいです』
壱馬「そっかぁ、」
壱馬さんの顔が濁る。
どこが思い当たる節があるのか、
最近電話してる相手が女の人なのか、。
『あの、樹が最近電話してるのって』
壱馬「あれは、言うてええのかな」
『教えてください』
壱馬「元カノって、聞いてる」
『あっ、そうなんですね』
元カノか、
そんな雰囲気の中帰ってきた樹
壱馬「あ、」
『ごめんなさい、また電話が』
壱馬さんが話そうとするのを区切ってしまった。
でも、その場から少し離れたかった
電話の相手はお兄ちゃん。
お兄ちゃんとは業界が全然違くて
でも、いつでも連絡くれて
シスコンですかぁーってくらい心配性
廉「今どこおる?」
『今は、家にはおらへんよ』
廉「なんでやねん、今から行こうとしてたのに」
『もしかして、メンバーくるの?』
廉「こーへんわ」
『なぁーんだ笑』
廉「来て欲しかったんやな」
『しょーちゃんに会いたかっただけでーす』
廉「なんやそれ笑」
お兄ちゃんと話してる時間はとっくにすぎて
『鍵もとっるよね?』
廉「持っとるで」
『じゃあ、それではいとってええよ』
廉「ありがとー」
そう言って終わった電話、。
お兄ちゃんに部屋を荒らされませんように
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作者名:renka26 | 作者ホームページ:http://reee_____26
作成日時:2021年3月8日 0時