・ (名前)side ページ22
「本当に友人だから、」
信用出来ないよ、この言葉
私となんてそんな外出してないのに
違う女の人と行って
撮られて、ごめんって軽々言えるよね、
辛いんだよ、
苦しいんだよ、
別れたくなんてないけど
別れることが樹にとっても
今後幸せになれるんじゃない、?
家を出て近くの公園に行く、
焦って出てきたから上着なんて来てきてないし
よりにもよってヒールだし、
??「Aちゃん、?」
『壱馬さん、?』
壱馬「寒いやろ、貸したる」
私の前に現れたのは壱馬さんで、
上着まで貸してくれて
家が近くって言うのは知ってたけど
こんな偶然に会っちゃってる
「樹とぶつかったんやな」
『どうしたらいいのかわかんないです、』
「樹は絶対に裏切らない」
『でも、』
「言ってええのかわからんけど
その報道があったあと樹めっちゃ落ち込んでてん」
『でも、私戻れないですよ、』
「一旦離れてみるのもためしじゃん?」
『確かにそれもいいですね、』
「てゆーか、そんな薄着で出てきたん?」
『羽織るものっていうの頭になかったです』
「そーか、」
沢山話を聞いてくれて
そばにいてくれた
「これからどこに行くの?」
『それなんですね、』
「樹の家戻ったら?」
『それは無理ですよ』
『近くのホテルに今日は泊まります』
「きーつけてよ」
『ありがとうございます』
ある程度話して
壱馬さんと別れて
近くにあるホテルにチェックイン
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作者名:renka26 | 作者ホームページ:http://reee_____26
作成日時:2021年3月8日 0時