【ノラガミ】二つの名を持つ神器

12.姉妹 ページ16

『...雪音君の言う野良は、私に似た子ですか？』






それしかないと思うけど、一応雪音君に聞いてみた。






「あぁ、夜トに聞いても教えてくれなくてよ」


『それは、聞いても教えてくれないでしょうね』






私は苦笑いで返した。


別に口止めされてるわけではないと思うんだけど、やっぱりそういう話はしたくないんだろうな...






『私とあの子の関係は、簡単に言うと姉妹です。私が姉で、あの子が妹です』


「...そっか」






かなり簡単で無理矢理かもしれなかったけれど、雪音君はなんとか納得してくれたみたい。



というか、これで納得してもらえなかったらあんまり言えることがない。



姉妹っていうのも顔立ちが見てるだけで、父様にそこまで深く考えるなって言われたからなんとも言えないのだけれどね。






「あっ、そういえば夜ト！お前、神器が俺以外にいないとかいってたよな？あいつはともかく、紅音は俺に言っても良かったんじゃねぇか？」


「そ、それは...」






確か、何十年か前にもそんなこと言って神器に問い詰められてましたよね...


-----------------------------------------------------------------

長い間更新できず、すみませんでした！

13.唯一無二→←もうすぐ年越しですねっ

ラッキーアイテム

革ベルト

ラッキーカラー

あずきいろ

ラッキーアルファベット

X

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す