〜十一時間目〜 ページ14
『何してるの、先生？』
私は怒りを抑えながら、肩に置かれている触手を見ながらそう言った。
「まずは、渚君に謝りなさい。手当は先生がしておきましたが、あなたが謝らなければ意味がありません」
先生の言葉に、生徒たちが一斉に渚の方を見る。
これまで気付いていなかったのか、近くの生徒が心配している。
『で、でも...』
私は恐る恐る言葉を発した。
先生の顔の色は赤色。
ド怒りまでとはいかないが、かなり怒っていることが分かる。
「Aさんの言いたいことはよく分かります。確かに、渚君は貴女の怒りに触れてしまった。しかし、貴方なら表情や口の動きで、大方察していたはずです。逃げるのであれば、何故その時に逃げなかったのですか？」
言い返せなかった...
先生の言っていることが、全て図星だったからだ。
私は肩の触手を振りほどき、つま先の向きを変えた。
『渚...』
私は渚にゆっくりと近づく。
『さっきしたことは、わるかったと思っている。だから、忘れてくれないかな？』
「はぁ？何言ってんだよ、お前！お前のせいで、渚が怪我したんだろ！？」
渚の前の席の少年が、ガタンッと音をたてながら大声で言った。
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーアルファベット
X
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 165人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
melody13号は4/26からしばらく低浮上(プロフ) - ご参加ありがとうございます。ただ夢主ちゃんの誕生日を決めてしまうと、その日に生まれている人は話に入りやすいですが…そうでない人は違和感を感じやすいかもです。でも読みやすいし、話も面白いので、これからも頑張って下さい (2016年5月8日 8時) (携帯から) (
レス) id: 12ab128916 (このIDを非表示/違反報告)
煉華♪(プロフ) - 柴犬！さん» はい！できれば評価お願いしますm(_ _)m (2016年4月9日 22時) (レス) id: 34fa9de64b (このIDを非表示/違反報告)
柴犬！(プロフ) - ( ･∀･)b ＯＫです！！では、いってきまーす！ (2016年4月9日 10時) (レス) id: dbb9b37a76 (このIDを非表示/違反報告)
煉華♪(プロフ) - 柴犬！さん» お！そうなんですね！ヽ(＊´∀｀)人(´∀｀＊)ノ よければ続編もご覧下さいm(_ _)m (2016年4月9日 10時) (レス) id: 34fa9de64b (このIDを非表示/違反報告)
柴犬！(プロフ) - 私のお母さんも3/15ですよ！！一緒ですね！！！笑 (2016年4月8日 6時) (レス) id: dbb9b37a76 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：煉華 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/renka18560000/
作成日時：2015年5月24日 15時
