春に愛されて ② (ページ7)

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第54話＊ページ7

男たちに拘束されて長い時間が経った気がする。

ヤク中男は、変わらず後ろから私の胸を直に弄りながら肩や首を舐め回す。

気持ち悪くてたまらない！

『痛い！やめて！』

男1「ッチ。全く濡れねぇじゃねぇか！！おい！アレやれ！」

男2「ハイハイ。」

なかなか濡れない私に対してイラつきがMAXになった一人目の男は、ヤク中男に何か指示する。

すると、

男2「はーい。こっち向こうね。」

『うっ！』

ヤク中男は、私の顔をそちらに向けて口に指を突っ込んだ。

その瞬間、舌の奥の方に何かが置かれた。

ヤク中男は、口から指を抜く瞬間それを軽く指で押した。

そこに来ると無意識に

ゴクッ

何かを飲み込んでしまった。

男2「即効性のやつだからすぐに頭がお花畑になるぜ。」

その言葉に私は、悪寒が走った。

ヤバいものを飲み込まされた！

吐かなきゃ！！

だが

男2「おっと！指突っ込もうとしてんの？残念、オレが抑えてるからむりー！」

ニヤリと笑ったヤク中男は、拘束したまま私を触り続ける。

『い、いや！』

男1「可愛い声上げてるうちにキスくらいしとかねぇとな？」

グイッ

一人目の男は、私の顔を固定し無理やりキスをした。

『やっ！…はぁ』

チュッ、くちゅ

声を発した瞬間に入り込んできたニュルりと気持ち悪い舌。

噛みきってやりたいのにさっきの薬のせいか、思うように体が動かなかった。