春に愛されて ② (ページ38)

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第85話ページ38

『うわぁ〜！！可愛い〜！！』

ハルがくれたのは、薄ピンクの石の着いた指輪のネックレスだった。

春｢それは、モルガナイトだ。パワーストーンだからちゃんとつけてろよ？あと……。｣

そう言ってハルは、私からそのネックレスを取るとチェーンを外して

春｢ここは、オレだけの場所だからな。｣

と私の左の薬指にはめた。

ドキッ

指輪は、サイズがピッタリでまるで結婚指輪のようだった。

『ハ、ハル……わ、私……ハル以外にあげるつもりなんてないよ……。』

恥ずかしさに目を合わせることが出来ずにそういえばハルは

春｢当然だ。オレが誰にも渡さねぇよ。｣

と簡単に言った。

ハルは、そっと指輪にキスを落として私の頬に手を添えてそのまま私の唇にもキスを落とした。

こんなの……。

こんなの……プロポーズじゃん！！

そんなことを思いながら

『ガーネットって意味はなんなの？』

と聞いてみた。

すると、ハルは少し顔を赤くして

春｢自分で調べろ！！｣

と何故か怒られた……。

それに頬を膨らませ

『いいもん！自分で調べるから！！』

と言ってすかさず携帯で調べてみた。

それをみた私は、

パタン

と携帯を閉じた。

こんなの……。

もう本当にプロポーズじゃん……///

春｢……意味わかったならそれでいい。｣

『う、うん。』

私たちは、しばらくお互いの顔が見れなかった……///

ちなみにハルには、イニシャル入りのオシャレなキーケースをプレゼントしました。
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モルガナイト

穏やかな愛と癒しを与え、幸せな結婚を象徴するパワーストーンです‎‪(⸝⸝› з ‹⸝⸝)‬♡