春に愛されて ② (ページ19)

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第66話ページ19

圭「オレは、もう東卍じゃねぇんだ。気安く話しかけんな。」

圭「はぁ……ちげぇよ。東卍抜けたって伝えただけだ。もういいだろ。離せ。」

虎「もうすぐ、オレらが東卍を潰す！お前を守ってくれてる後ろ盾が無くなるんだ！楽しみだよな？」

ーーーー

圭ちゃんは、東京卍會を抜けた……。

今は、東京卍會とは別のチームに一虎と居る……。

どうして……？

あんなに東京卍會を思ってる人なのに……。

なんでなの？

春「＿＿い。」

なにか理由でもあるの？

春「＿＿＿た？」

いくら考えても分からない……。

いっそ圭ちゃんに……。

トン

春「A！」

『え？』

急に肩を叩かれ名前を呼ばれた。

春「大丈夫か？」

『あ、ごめん……ハル。』

今、私の家でハルと一緒に居るんだった……。

春「いくら呼んでも返事しねぇから……。何かあったのか？」

『あっ……。』

ハルなら何かを知っているかもしれない！

そんな重いから私は、ハルに聞いてみた。

『ねぇ、ハル……。圭ちゃんは、東京卍會を抜けたの？』

それにハルは、驚いた顔をして

春「誰に聞いた？」

と聞き返された。

『ハルは、知ってたんだね……。ねぇ！なんで、圭ちゃんは東京卍會を抜けたの？何か理由が』

私は、感情のままに聞くとハルは遮るように

春「アイツの考えなんて知るか。」

と少し声を荒らげた。

それがハルの本音だと分かり

『……そっか。ごめんね……忘れて。』

とつぶやくとハルは

春「A……悪ぃ……。」

と一言こぼして部屋から出て行った。

自分から圭ちゃんとも距離を取っていたのに……。

こんな時だけ近づこうとするなんて……。

私……何考えてるんだろう……。