第8話 ページ10
色々と遊んだ私たちは、夕日が沈む中河川敷を自転車で走っていた。
ちなみに私は、ドラケンの後ろに乗せてもらっている。
私は、沈む夕日を眺めながら
今日、ハル来るかな?
とか考えているとタケミっちの声が聞こえてきた。
武「あのなんでオレの事なんか気に入ったんスか?」
万「……。くっだらねー質問。」
武「スイマセン。」
万「オレ、10コ上の兄貴がいてさ。死んじまったんだけどネ。」
武「!」
万「無鉄砲な人でさ。自分より全っ然強ぇ奴にも平気で喧嘩挑んじゃうの。」
マイキーが真一郎君の話をしているみたい。
あの日までは、真一郎君とも仲良く遊んでたなー。
ハルのお兄さんと妹ちゃんも……。
感傷にひたっているとマイキーは、タケミっちの運転する自転車から飛び降りた。
そして、夕日を見つめて
万「今って不良がダセーって言われる時代だろ?兄貴の世代はさ、この辺りもすっげー数の暴走族がいてさその辺をチョッカンコール鳴らして走ってた。皆肩肘張ってさ喧嘩ばっかして、でも自分のケツは自分で拭いてそんな奴らがなんでダセーんだ?」
とどこか懐かしむように話し続けた。
万「だからオレが不良の時代を創ってやる。オマエもついてこい。オレはオマエが気に入った。花垣武道。」
堅「喧嘩強ぇ奴なんていくらでもいんだよ。でもな、“譲れねぇモン”の為ならどんな奴にでも楯突けるオマエみたいな奴は、そーいねぇ。」
タケミっちを真っ直ぐ見つめる二人。
この人のどこに真一郎君と似ているものがあるのか理解出来なかった。
堅「考えとけよ。タケミっち。」
それだけ言い残すとまた自転車に乗ってその場を後にした。
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ひめか(プロフ) - ミニオンさん» こちらこそ!楽しみにしてます! (8月22日 23時) (レス) id: d30a0c4a49 (このIDを非表示/違反報告)
ミニオン(プロフ) - ひめかさん» これからもよろしくお願いしますm(_ _)m (8月17日 1時) (レス) id: 23bd05c3b3 (このIDを非表示/違反報告)
ひめか(プロフ) - ミニオンさん» ですよね!すみません!変なこと言って汗) (8月17日 1時) (レス) id: d30a0c4a49 (このIDを非表示/違反報告)
ミニオン(プロフ) - ひめかさん» コメントありがとうございますm(_ _)m書き直しはしてませんよ? (8月17日 0時) (レス) id: 23bd05c3b3 (このIDを非表示/違反報告)
ひめか(プロフ) - この話って書き直してますか?聞いてダメだったらすみません。、 (8月17日 0時) (レス) @page2 id: d30a0c4a49 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ミニオン | 作成日時:2023年7月2日 11時