第4話 ページ6
身支度を整えて家を出る。
ガヤガヤと学生達が友達と話しながら学校に向かう中、私は一人静かに学校に向かう。
特に友達と呼べる人も居ない私にとっては、静かな登下校は当たり前だった。
いつもと変わらない登校をしていたはずだった……。
校門までは……。
万「お!A〜!」
龍「やっと来たか。」
『……。』
校門前で元気に私に手を振るマイキーと軽く手を上げるドラケンの姿があった。
私は、咄嗟に踵を返しそうになった。
だが、
万「無反応は、酷くねぇー!」
とマイキーに抱きしめられてしまった以上は、この二人に付き合わなければならない……。
『はぁー……今日は、なに?』
私は、諦めてマイキーとドラケンの顔を交互に見た。
すると、マイキーが
万「昨日、おもしれぇやつ見つけたんだ!そいつに会いに行こうよ!」
と凄いキラキラした目で見てくる。
『私には、学校が』
龍「頼む、A。こいつお前を誘うって聞かねぇんだ……。」
いい感じに逃げようとしたのにドラケンによって簡単に遮られた。
『はぁ……いつも勝手なんだから……。わかった。行けばいいんでしょ。』
万「よっしゃー!」
龍「悪ぃな!」
私は、渋々二人について行くことになるのだった。
昨日の今日だから体ダルいのに……。
なんて言葉を私は、飲み込むのだった。
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ひめか(プロフ) - ミニオンさん» こちらこそ!楽しみにしてます! (8月22日 23時) (レス) id: d30a0c4a49 (このIDを非表示/違反報告)
ミニオン(プロフ) - ひめかさん» これからもよろしくお願いしますm(_ _)m (8月17日 1時) (レス) id: 23bd05c3b3 (このIDを非表示/違反報告)
ひめか(プロフ) - ミニオンさん» ですよね!すみません!変なこと言って汗) (8月17日 1時) (レス) id: d30a0c4a49 (このIDを非表示/違反報告)
ミニオン(プロフ) - ひめかさん» コメントありがとうございますm(_ _)m書き直しはしてませんよ? (8月17日 0時) (レス) id: 23bd05c3b3 (このIDを非表示/違反報告)
ひめか(プロフ) - この話って書き直してますか?聞いてダメだったらすみません。、 (8月17日 0時) (レス) @page2 id: d30a0c4a49 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ミニオン | 作成日時:2023年7月2日 11時