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第47話 ページ49

私たちは、ベッドに座りお互いに向き合っていた。

『うぅ…ハル……はぁ……早く。』

春「ちょっと待て。いいか?当てるぞ。」

ハルの手には、ピアッサーが握られ私の耳にそれを当ててくる。

微かに感じる針の感触……。

こ、怖い!!

私は、ハルの服を必死に掴み

『いいよ……。』

と震えながら声をあげれば

カシャン

と針が貫通した。

『うっ!』

春「終わったぞ。」

そう言われハルに渡された手鏡を見れば片耳にピアッサーに着いていたピアスがあった。

『うわ〜!!ピリピリする……。あ!血!!』

耳を伝う血に慌てればハルがすかさずティッシュを当ててくれる。

春「おい!じっとしろ!まだ2箇所あるんだぞ!」

間髪入れずに次を開けようとするハル。

『ちょっと休憩』

春「するわけねぇだろ!」

そう言われて私は、間髪入れずに合計三箇所開けられた。

『い、痛かった……。』

春「だから、言っただろ?」

そう言いながらクッションに顔をうずくめる私の頭をポンポンとするハル。

そんな私にハルは、

春「落ち着いたら、俺のピアス付けてくれ。」

と言った。

それにバッと顔をあげれば少し照れたように

春「お揃いならお前に着けられたい。」

と言った。

それにたまらなく嬉しくなって

『うん!つけてあげる!』

と一瞬で私の気分が上がるのだった。

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作品ジャンル:アニメ
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ひめか(プロフ) - ミニオンさん» こちらこそ!楽しみにしてます! (8月22日 23時) (レス) id: d30a0c4a49 (このIDを非表示/違反報告)
ミニオン(プロフ) - ひめかさん» これからもよろしくお願いしますm(_ _)m (8月17日 1時) (レス) id: 23bd05c3b3 (このIDを非表示/違反報告)
ひめか(プロフ) - ミニオンさん» ですよね!すみません!変なこと言って汗) (8月17日 1時) (レス) id: d30a0c4a49 (このIDを非表示/違反報告)
ミニオン(プロフ) - ひめかさん» コメントありがとうございますm(_ _)m書き直しはしてませんよ? (8月17日 0時) (レス) id: 23bd05c3b3 (このIDを非表示/違反報告)
ひめか(プロフ) - この話って書き直してますか?聞いてダメだったらすみません。、 (8月17日 0時) (レス) @page2 id: d30a0c4a49 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ミニオン | 作成日時:2023年7月2日 11時

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