第38話 ページ40
春「ーーー分かりました。」
?
ハル?
『うっんん……。』
ゆっくりと目を開けると台所で水を飲みながら誰かと電話をしているハルが見えた。
春「お疲れ様です。失礼します。」
ハルは、電話を切って私の方を振り向いた。
春「起きてたのか?」
『ううん。今、起きたところ。』
春「悪ぃ、起こしちまったな……。」
ハルは、私の分のペットボトルの水を持ってきてくれた。
『気にしないで?』
私は、笑いながらそれを受け取る。
それを一口飲むとハルは
春「ドラケンは、一命を取り留めたそうだ。」
と教えてくれた。
『私は、詳しく知らなかったけど……。助かったなら良かった。』
私が安堵の息を漏らすとハルは、私の髪を耳にかけ
春「隊長からしばらくは、護衛をするように言われてる。お前と一緒にいれる口実ができた。」
と笑顔で言った。
私は、そっとハルの頬に手を添えて
『守ってね!ナイト様!』
と笑顔で言った。
ハルは、バカにされてると思ったのか少し膨れたがそんなハルも可愛くてまた笑ってしまった。
そうしていると
春「まだ、夜中だから寝ろ。オレは、一旦帰ってまた朝来る。」
と私をベッドに横にならせながら言った。
これも東京卍會の誰かに見られたりしないため……。
分かっているのに私は、ハルの手を離せなかった……。
『今日だけは、そばにいて……。お願い。』
私が懇願すればハルは、少し考える素振りを見せため息をついて
春「今日だけだからな?」
とベッドに入ってきてくれた。
ハルは、私が懇願すれば大抵の事は聞き入れてくれる。
迷惑を掛けたくないと思いながらも、たまに我儘を言いたくなってしまう。
こんな私を許してね……。
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ひめか(プロフ) - ミニオンさん» こちらこそ!楽しみにしてます! (8月22日 23時) (レス) id: d30a0c4a49 (このIDを非表示/違反報告)
ミニオン(プロフ) - ひめかさん» これからもよろしくお願いしますm(_ _)m (8月17日 1時) (レス) id: 23bd05c3b3 (このIDを非表示/違反報告)
ひめか(プロフ) - ミニオンさん» ですよね!すみません!変なこと言って汗) (8月17日 1時) (レス) id: d30a0c4a49 (このIDを非表示/違反報告)
ミニオン(プロフ) - ひめかさん» コメントありがとうございますm(_ _)m書き直しはしてませんよ? (8月17日 0時) (レス) id: 23bd05c3b3 (このIDを非表示/違反報告)
ひめか(プロフ) - この話って書き直してますか?聞いてダメだったらすみません。、 (8月17日 0時) (レス) @page2 id: d30a0c4a49 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ミニオン | 作成日時:2023年7月2日 11時