第2話 ページ4
ゆっくりと目を覚ますといつもの見なれた天井だった。
さっきのは、夢だったんだ……。
早まった鼓動を落ち着かせるため、ゆっくりと寝返りを打つ。
すると隣には、口の端に傷を持つ綺麗な寝顔があった。
アレから早くも4年も経った……。
傷は、塞がってもみんなの関係は修復されることは無い。
マイキーとも圭ちゃんとも距離を置いた私たちは、昔のようには戻れなかった。
そっと、ハルの顔にかかる長い白金髪を退けてやると
春「寝込みくらい襲えよ。」
とパチッと目が開いた。
それにびっくりして飛び起きる。
ガバッ
『お、起きてたの!?』
春「悪ぃかよ?」
ハルは、上半身を起こした。
上半身は、裸でそんなことを気にする様子もなく前髪をかきあげる。
その姿がかっこよくてつい魅入ってしまう。
すると
春「クスッ。隠さなくていいのか?」
とハルの言葉に私は、自分を見た。
……。
ガバッ
私は、慌ててタオルケットで体を隠した。
昨日、あのまま寝ちゃったんだった!
は、恥ずかしい///
恥ずかしさに顔を覆っていればそっと耳元にハルが近づいて来て
春「朝から誘ってんのか?」
と囁いてくる。
それにビクッと体が反応しながら
『違いますー!』
と言って私は、慌ててお風呂場へと向かったのだった。
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ひめか(プロフ) - ミニオンさん» こちらこそ!楽しみにしてます! (8月22日 23時) (レス) id: d30a0c4a49 (このIDを非表示/違反報告)
ミニオン(プロフ) - ひめかさん» これからもよろしくお願いしますm(_ _)m (8月17日 1時) (レス) id: 23bd05c3b3 (このIDを非表示/違反報告)
ひめか(プロフ) - ミニオンさん» ですよね!すみません!変なこと言って汗) (8月17日 1時) (レス) id: d30a0c4a49 (このIDを非表示/違反報告)
ミニオン(プロフ) - ひめかさん» コメントありがとうございますm(_ _)m書き直しはしてませんよ? (8月17日 0時) (レス) id: 23bd05c3b3 (このIDを非表示/違反報告)
ひめか(プロフ) - この話って書き直してますか?聞いてダメだったらすみません。、 (8月17日 0時) (レス) @page2 id: d30a0c4a49 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ミニオン | 作成日時:2023年7月2日 11時