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第21話 ページ23

家に入った瞬間、張り詰めていたものが切れたように私はその場に座り込んだ。

微かに震える体……。

腕には、くっきりと掴まれた跡が残っている。

『うっうぅ……』

こ、怖かった……。

流れ始めた涙は、留まることを知らずどんどん私の頬を伝い落ちていく。

それを必死に拭っていると

プルルルル

私の携帯が鳴った。

私は、滲む視界でディスプレイの名前を確認した。



それにハッとして急いで出た。

『も、もしもし!』

春〈よぉ……。やっぱり泣いてやがったな?〉

その相手は、今心の底からそばに居たいと願うハルだった。

『な、泣いてない!』

春〈嘘つけ!鼻声なの丸わかりなんだよ!〉

ハルに心配かけたくなくて一生懸命に普段通りにしようとする。

だが、そんなものがこの人に通用するはずもなかった……。

『……嘘。泣いてた……。』

春〈悪ぃ……。直ぐに行ってやりたいのに……。〉

『気にしないで!声が聞けただけですごく落ち着くから!』

春〈そうか……。お前、今日怪我してたよな?何があった?〉

少しトーンが低くなったことを察するにハルは、怒っているようだ。

腕に残った手の跡でも見えたのかな?

そんなことを思いながら不謹慎にも心配してくれてるのが嬉しかった。

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設定タグ:東京リベンジャーズ , 三途春千夜 , 佐野万次郎   
作品ジャンル:アニメ
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ひめか(プロフ) - ミニオンさん» こちらこそ!楽しみにしてます! (8月22日 23時) (レス) id: d30a0c4a49 (このIDを非表示/違反報告)
ミニオン(プロフ) - ひめかさん» これからもよろしくお願いしますm(_ _)m (8月17日 1時) (レス) id: 23bd05c3b3 (このIDを非表示/違反報告)
ひめか(プロフ) - ミニオンさん» ですよね!すみません!変なこと言って汗) (8月17日 1時) (レス) id: d30a0c4a49 (このIDを非表示/違反報告)
ミニオン(プロフ) - ひめかさん» コメントありがとうございますm(_ _)m書き直しはしてませんよ? (8月17日 0時) (レス) id: 23bd05c3b3 (このIDを非表示/違反報告)
ひめか(プロフ) - この話って書き直してますか?聞いてダメだったらすみません。、 (8月17日 0時) (レス) @page2 id: d30a0c4a49 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ミニオン | 作成日時:2023年7月2日 11時

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