第16話 ページ18
限界が近づいてきた。
もう、足は鉛のように重い。
次の路地を曲がると道路に面した通りに出て足が止まった。
『はぁはぁ……はぁはぁ』
ど、どうしよう!!
もう、走れない!!
男1「待て!」
男2「こいつ!」
後ろを振り向けばすぐそこまで迫る男たち。
道路を見やって車が途切れた瞬間、私は最後の力を振り絞って道路に飛び出した。
二車線の道路を必死に走るが
ドサッ
『あっ!』
何も無い道路の真ん中で躓いて転んだ。
すると、その時
バンブー
とバイクが迫っていた。
轢かれる!
そう思った瞬間
キ、キー
と言ってバイクは私の目の前で停まった。
それによって止まっていた呼吸が再開した。
『はぁっ!はぁはぁ……はぁはぁ』
死ぬかと思った!
万「何で道路に人が寝てんの!?……ってA!?」
バイクの人が怒り出したと思ったら聞きなれた声に名前を呼ばれた。
それに顔を上げて眩しさに目を細めて見上げれば
『ま、マイキー……。』
怪訝そうな顔をしたマイキーだった。
その後ろには、
龍「なんで、Aが?」
とドラケンの姿まである。
私は、目をぱちくりさせてさっきまで追ってきていた男たちを見た。
それにマイキーたちも視線を向けると路地の影からこちらを見ている男たちは
男1「やべぇ!!無敵のマイキー!!」
男2「ドラケンまで!クソっ!」
と言って踵を返して逃げ去るところだった。
138人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ひめか(プロフ) - ミニオンさん» こちらこそ!楽しみにしてます! (8月22日 23時) (レス) id: d30a0c4a49 (このIDを非表示/違反報告)
ミニオン(プロフ) - ひめかさん» これからもよろしくお願いしますm(_ _)m (8月17日 1時) (レス) id: 23bd05c3b3 (このIDを非表示/違反報告)
ひめか(プロフ) - ミニオンさん» ですよね!すみません!変なこと言って汗) (8月17日 1時) (レス) id: d30a0c4a49 (このIDを非表示/違反報告)
ミニオン(プロフ) - ひめかさん» コメントありがとうございますm(_ _)m書き直しはしてませんよ? (8月17日 0時) (レス) id: 23bd05c3b3 (このIDを非表示/違反報告)
ひめか(プロフ) - この話って書き直してますか?聞いてダメだったらすみません。、 (8月17日 0時) (レス) @page2 id: d30a0c4a49 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ミニオン | 作成日時:2023年7月2日 11時