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第10話 ページ12

それを拾い終える頃には、ちょうど話も終わっていた。

春「さすがマイキー。」

ハルは、マイキーが助けてくれた事に感心しているようだった。

こんなところは、相変わらずだ。

『褒めることなの?本当、ハルはマイキー信者なんだから……。この本、お気に入りだったのに……。』

この本は、ハルが選んでプレゼントしてくれた小説でとても大事に読んでいたものだったのだ。

それにショックを受けていると

春「明日にでも一緒に買いに行こう。」

と優しく頭を撫でてくれるハル。

そんなハルの優しさに嬉しくなり

『行く行く!』

と笑顔になるのだった。

そうして、少し落ち着いたところで簡単に夕食とお風呂を済ませる。

ベッドに座り二人で仲良くテレビを見ていると

プルルルル

とハルの携帯がなった。

ハルは、直ぐにディスプレイの名前を確認すると口元に人差し指を当てて

春「静かにしてろよ?」

と言って電話に出た。

春「三途です。」

春「はい。…… 愛美愛主ですか!?」

春「はい。では、三日後に。」

電話を切ったハルは、少し浮かない顔をしていた。

『どうしたの?』

春「東卍のヤツが愛美愛主ってチームにヤられた。しかも、彼女や家族まで。」

『……え?』

春「それで三日後に集会が開かれることになった。」

『そんなに酷いことする人達なんだね……。』

春「悪ぃ。明日、本屋はいけねぇ……。帰るわ。お前に何かあったらいけねぇからしばらくは、来ねぇ。」

そう言って立ち上がるハル。

そんなハルの服をつかみ

『無理しないでね……。』

となるべく笑顔を向ける。

本当は、一緒にいたい。

そんな言葉を飲み込んでいると

春「言いたいことは、ハッキリ言え。」

と言ってハルは、またベッドに座ってくれるのだった。

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設定タグ:東京リベンジャーズ , 三途春千夜 , 佐野万次郎   
作品ジャンル:アニメ
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ひめか(プロフ) - ミニオンさん» こちらこそ!楽しみにしてます! (8月22日 23時) (レス) id: d30a0c4a49 (このIDを非表示/違反報告)
ミニオン(プロフ) - ひめかさん» これからもよろしくお願いしますm(_ _)m (8月17日 1時) (レス) id: 23bd05c3b3 (このIDを非表示/違反報告)
ひめか(プロフ) - ミニオンさん» ですよね!すみません!変なこと言って汗) (8月17日 1時) (レス) id: d30a0c4a49 (このIDを非表示/違反報告)
ミニオン(プロフ) - ひめかさん» コメントありがとうございますm(_ _)m書き直しはしてませんよ? (8月17日 0時) (レス) id: 23bd05c3b3 (このIDを非表示/違反報告)
ひめか(プロフ) - この話って書き直してますか?聞いてダメだったらすみません。、 (8月17日 0時) (レス) @page2 id: d30a0c4a49 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ミニオン | 作成日時:2023年7月2日 11時

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