第51話 ページ4
三ツ谷サイド
いつものように集会を行っていると
エ「マイキー!ドラケン!Aがー!」
と階段下の方から切羽詰まったエマの声が聞こえてきた。
オレたちは、何事かと思い走っていくとそこにはAを取り囲む男たちと二人の男から逃げるエマの姿があった。
場「なんだ!?」
万「エマ!A!」
三「A!」
堅「A!テメェらー!!」
怒りもあってマイキーとドラケンによってエマを追ってきていた二人の男は、呆気なく倒された。
それを見ていたリーダー格っぽい男が自分以外を全員こちらへと向かわせてきた。
その間にリーダー格は、Aを気絶させ連れていこうとしていた。
クソ!
すぐに追いかけたいがこちらは、エマをかばいながらの6人。
相手は、8人だ……。
何とか片付けた頃には、バイク音が遠のいて行った。
三「クソ!」
堅「あの野郎!Aに何かあったら殺してやる!」
オレもドラケンも追いかけようとした時
場「待てって!オマエら、アイツがどこいったかわかんねぇだろ!?」
と場地に止められた。
一「それなら、ちょうどいい情報源があんじゃん!」
一虎は、倒れた男を一人蹴り起こした。
パ「オレが吐かせてやるよ!」
パーがそいつの胸ぐらをつかみ尋問していく。
その間、念の為に場地と一虎がエマを家まで送り届けることとなった。
エ「三ツ谷!ドラケン!必ずA助けてね!」
エマは、涙ながらにそういって帰って行った。
そんなの当たり前だ!
パ「わかったぞ!河川敷近くの廃屋だ!」
万「よし!行くぞ、テメェら!」
マイキーの掛け声にいっせいにバイクに乗りこみ走り出す。
必ず助けだす!
無事でいてくれ、A!
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作者名:ミニオン | 作成日時:2023年4月18日 15時