第105話 ページ10
武道サイド
オレは、場地君が死んだらと焦っていると稀咲は言葉巧みにマイキー君を一虎君にけしかけようとしばじめた。
マイキー君は、ゆっくりと立ち上がった。
武「違う。一虎君は。」
だめだ。
稀咲に耳を貸しちゃ……。
万「殺したかった……。一虎が年少から出てきたら真っ先にオレが殺そうと思ってた。そんなオレを諭し続けてくれたのが場地だった。」
マイキー君は、ゆっくりと降りてくる。
万「場地が言ってた。“一虎は、マイキーを喜ばせたかった。だから、あいつは受け入れられない。たとえ、マイキーの兄貴を殺しちまっても自分を肯定する為にマイキーを敵にするしかなかった……。”ってよー。」
マイキー君は、頭から流れ口の端に着いた血を舌なめずりした。
メッチャキレてるハズなのに顔に感情がねぇ……。
マイキー君は、地面に降りてゆっくりとドラケン君達の所へ向かった。
堅「マイキー。」
万「ケンチン。喧嘩は、もう終わりだ。」
マイキー君がそう告げれば相対していた半間が立ち塞がる、!
半「は!?オイオイオイ。喧嘩は、終わり!?ナメてんのかマイキー?そんなのテメーの決める事じゃねーだろーが!!」
ドン
万「ホラ、終わった。」
マイキー君は、半間の左顬を蹴り一瞬でノした。
それを見た芭流覇羅は、一目散に逃げ出した。
ある1箇所を除いては……。
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作者名:ミニオン | 作成日時:2021年10月10日 18時