君のとなりで 3 (ページ39)

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第134話ページ39

マイキーの部屋に来たはいいものの眠る気にはなれず、部屋を練り歩いた。

この時の私は、無意識に真一郎を探していたのかもしれない……。

しばらくして歩くことに飽きた私は、ソファーに座ってテレビをつけた。

別にテレビが見たかった訳じゃないがシーンと静まり返った部屋はとても寂しかった。

テレビでは、お笑い番組があっていた。

テレビからは、楽しそうな笑い声が聞こえてくる。

それをただボーッと眺めていると

万「泣くな。」

と気がつけば隣にマイキーが居た。

『え？』

マイキーの言葉に私は泣いていることにようやく気がついた。

『いつの間に泣いてたんだろう……。』

万「……薬は？」

『飲んでない……。』

万「だと思った。」

マイキーは、そう言って引き出しから私の予備の薬を取り出し水と一緒に手渡してきた。

私は、それを静かに飲んだ。

それを見届けたマイキーは、そっと私の涙を拭いキスをした。

万「……ねぇ、いい？」

マイキーは、こうやって必ず行為をしていいか聞いてくる。

本当にいつも気を使わせてしまって申し訳ないと思ってしまう。

私は、マイキーの問いかけにただ静かに頷いた。

それを確認したマイキーは、角度を変えて何度も深いキスをしてくる。

私も必死にそれについていく。

そうやってキスを続ければ次第に頭は溶けていく。

マイキーの口が離れれば銀色の糸が私たちを繋いだ。

マイキーは、それが切れると私を抱き上げベッドに移動するのだった。

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第何話の※は、ピンク入ります！

苦手な方は飛ばしていただくようにお願いしますm(__)m