第125話 ページ30
マイキーサイド
オレは、Aの家を後にしてケンチン達と別れある人物に会いに行く。
ここ数日ずっとある人物との話し合いが続いていた。
本当は、あんなAを一人にはしておきたくはないが……。
こればかりは、総長としてどうしても必要な事だった。
この日も話し合いが続き夕方には、解散した。
オレは、またAの家を目指す。
その途中でたい焼きを買って腹を満たした。
万「おばあちゃんまたお邪魔するね。」
玄関を開けそう言ってはいると奥からおばあちゃんが出てきて
婆「おや?Aならさっき出かけたよ?てっきりみんなと一緒だと思っていたんじゃが?」
と眉を下げて困った顔をしていた。
オレは、焦った。
万「おばあちゃん、Aが出かけたのいつ!?」
婆「万次郎君達が帰った一時間後くらいじゃったよ。」
万「あれから二時間半……おばあちゃんオレ探してくる!おばあちゃんは、もしAが帰ってきたら電話して!」
オレは、そう言い残して携帯でケンチンに電話をしながら飛び出した。
堅《どうした?》
万「ケンチン!Aが居なくなった!」
堅《は!?マジかよ!》
万「また、前みたいにずっと帰ってこなかったら……」
堅《マイキー、落ち着け!とりあえず、隊長、副隊長に連絡入れて探させる!》
万「頼む!」
それだけ伝えて電話を切った。
A、どこにいんだよ!
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作者名:ミニオン | 作成日時:2021年10月10日 18時