第116話 ページ21
ようやく、私も役割が貰えたことで場地との喧嘩まがいは終息し私も機嫌が治った。
場地は、まだ納得いかなさそうだけど……。
一「でも、いいのかな……。そんな簡単に……。」
今まで口をつぐんでいた一虎がそう言えば
万「チーム名ももう決めたし。」
とマイキーからそんな言葉が帰ってきた。
場「え!?決まったの!?」
場地は、急に機嫌が戻りパーッと明るくなった。
万「東京万次郎會だ!!」
堅、三、一、パ「だせぇ!!!!」
私には、名前なんてよく分からないから状況を見守る。
堅「まぁ、名前はともかく賛成だ。Aの参加もちと引っかかるけどな。」
万「ん?」
『え!?』
三「ああ、チームがあれば7人で喧嘩する意味あるし、
名前とAの参加はともかく。」
えぇー。
パ「チームかぁ。ドキドキすんなー。名前とAの参加はともかく。」
万「……テメェら。」
『そんな……。』
場「これで決まりだな!オレらの全てをオマエに預ける。時代を創れマイキー。」
万「……おう!どんなチームにしたい?」
場「うーん。そうだなぁ……。一人一人がみんなの為に命張れる、そんなチームにしたい。そして、Aを入れるならみんなでAを守る。色んな意味でだ。」
万「うん!」
場地の言葉にみんなは、真剣に私を見てくれておりそれがとても嬉しかった。
『場地……みんな、ありがとう!私もみんなを支えるからね。』
だから、私も笑顔でみんなにそういった。
これが東卍の始まりの日だった。
その後みんなでお金を出し合って交通安全のお守りを買い場地が大事に持つことになるのだった。
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作者名:ミニオン | 作成日時:2021年10月10日 18時