第76話 ページ29
私は、夢を見ていた。
中一の夏の日。
ある喫茶店で皆で集まっていた。
私は、肩まである髪を入らないように避けながらクリームソーダを飲んでいると
虎「わりぃー、遅れたー。場地がチンピラに絡んでよー。」
場「テメー、オレだけのせいにすんじゃねぇよ。」
と遅れて2人がやってきた。
『またー？もー。』
私が怪我をした2人を見つめながらそんなことを言っているとそんなことお構い無しに三ッ谷が作った特攻服を出していたパーちんが
パ「おー。かっけー！！」
と大声を上げた。
場「ん？なになに。」
虎「お！！スゲ。東卍の特攻服ができてる！！すげェな三ッ谷！」
そんな3人をみて
三「［すげェな］じゃねえよ。なんでもオレに押しつけやがって。」
と呆れながら言った。
『でも、三ッ谷が1番こういう系は得意じゃん！』
三「いや、そうかもしんねぇけど……。」
クリームソーダを飲み終えて三ッ谷に笑った。
すると、ドラケンが
堅「よーし。早速着替えて記念写真撮ろーぜ！！なぁ？マイキー！！」
と私の目の前に座っているマイキーに話しかけた。
万「ん？」
マイキーは、ドラケンが頼んだチョコパフェを食べきっていた。
それを見たドラケンは、マイキーにつかみかかった。
堅「てめぇ、何オレのチョコパ全部食ってんだよ！！？」
万「あっ気づいたら。」
堅「一口だけって言ったじゃねぇか。」
そんな二人をよそに三ッ谷の傍に行き
『三ッ谷！記念写真取るなら髪結んでよー。』
と腕に付けていたゴムを差し出す。
三「あれ、止めないの？」
『あれは、マイキーが悪いから。』
そう言えば三ッ谷は、ゴムを受け取り私を座らせ髪を結い上げていく。
三「邪魔なら切ればいいのに。」
『うーん。もう少ししたら切ろうかな？』
そんなことを話していれば結び終えた三ッ谷から私の分の特攻服を受け取ってトイレを借りて着替えた。
みんなとお揃い！
私は、ルンルンしながら六人とスクランブル交差点に向かいその辺のチンピラを捕まえた。
皆で準備をして写真を撮ってもらう。
私は、マイキーの左隣に同じように座り真剣な顔をする。
それと同時にシャッターが切られた。
これが私にとってとても大事な思い出。
皆とならなんでも出来る。
そう思っていた。
私は、そこで目を覚ました。
私は、頬を流れる涙を手で拭った。
あんなことさえなければ……。
『真一郎……私は、まだ許せてないよ……。』
呟いた言葉は、静かな部屋に消えるのだった。
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ミニオン(プロフ) - Aさん» コメントありがとうございますm(_ _)mコメント頂けてとても嬉しいです！頑張って続きを書きますのでよろしくお願いします(^^♪ (2021年10月5日 22時) (
レス) id: b8c5302efb (このIDを非表示/違反報告)
A(プロフ) - 続きを楽しみにしてます！ (2021年10月5日 20時) (レス) @page17 id: c5820b78bf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミニオン | 作成日時：2021年9月30日 19時
