しとど晴天大迷惑。 (ページ2)

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プロローグページ2

海はなんて綺麗なんだろうか。

青くて、透明で、キラキラと光っていて。

耳を澄ませば、ザザンと心地の良い音が聞こえてくる。

『気持ちがいいな』

空気は澄んでいて、影がはっきりとした大きな積乱雲がひどく青い空を歩いていた。

ザザン....

ザザン..........＿＿＿

「＿＿＿＿＿＿A！！」

『！』

ぼーっと景色を眺め海の音を聴いていると、私を呼ぶ声が聞こえた。

ルフィ「A！！こんなところで何してんだ？」

『ルフィ....』

ルフィだった。

明るい太陽のような笑顔をこちらに向けてそう言った。

ルフィ「A、顔が赤ェぞ」

彼は私の頬に手を当てた。

ルフィ「腹減ってんだろ？飯食いに行くぞ！！」

『うん、行く...！』

＿＿＿＿＿ああ。

これで好意がないから、タチが悪い。

私は世界一おかしな男の子に、恋をしている。