【鬼滅の刃】素直になりすぎる煉獄さん【煉獄杏寿郎】

素直すぎる(24) ページ30

そして、数分後




そろそろ、離れないとと思い杏寿郎さんの腕を退け




布団から出ようとした





すると、なにか水滴のようなものが私の頬についた





何かと思い見てみると





その水滴のようなものは






『え……？』






杏寿郎さんの目から出ていた涙だった





『杏寿郎さん……？』






煉「う……っ…」





杏寿郎さんはどこかうなされている様子だった





私は何故か『この人を助けてあげたい』という気持ちが現れ、





杏寿郎さんの頭を、まるで母親が息子を落ち着かせるように優しく優しく撫でた



すると、杏寿郎さんは





煉「すぅ……すぅ……」





涙も止まり、落ち着いた表情になっていた






『よかった……でも、何故いきなり涙を…』






杏寿郎さんの過去に何かあったのだろうか





思えば、私は杏寿郎さんの事を何も知らない






唯一知っていることといえば、さつまいもが好きだということ








それ以外は何も知らなかったのだ

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