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彩炎の愛 ページ48
お腹いっぱい芋を満喫した二人は少し散歩してみることにした。
葉が色づきはじめ紅葉が美しい。
もみじの葉っぱを拾い上げた彩輝蘭は煉獄にそっくりだとからかってみたり、
煉獄も煉獄でもみじの葉っぱを彩輝蘭の頭に髪飾りのようにつけたりと楽しそうだ。
歩いている途中、町はずれの小さな美術館を見つけた。
彩輝蘭は絵を観るのが大好きで立ち寄ることに。
館内は階段が軋む音が響くぐらい静かで
貸切り状態だ。
彩輝蘭のペースに合わせて煉獄はついて歩いた
うむ、嬉しそうで良かった！
絵のことはあまり詳しくないが観るのは楽しいものだな！
でも、静かな館内に二人きり...
彩輝蘭にくっつきたいと悶々としている煉獄。
煉獄はそっと彩輝蘭の腰に手を回そうとしたとき
一枚の絵が目に入った。
煉獄・彩輝蘭 「あ...」
煉獄 「この絵の女性は彩輝蘭殿によく似てるな！実に美しい」
彩輝蘭「そうかな///隣の男の人は煉獄さんそっくり！」
仲睦まじそうな恋人、または夫婦が描かれている絵画...
寄り添いながら微笑んでいる。
モデルは煉獄と彩輝蘭ではないかと思いたくなるぐらい精巧に描かれている。
タイトルは「彩炎の愛」
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作者名：よもやのいもや | 作成日時：2020年10月29日 2時
