煉獄少年現る ページ38
蜜璃と話し終えて家に戻る彩輝蘭
煉獄さんを好きなのかよく分からないけど相談できる人がいるって心強いね!
この前のお礼何にしようかな〜と考えながら歩いていた。
彩輝蘭 「あ、危なーい!!!」
本を読みながら歩く少年。
車が向かっていることに気がついていなかったようだ。
少年は間一髪のところでつまずいて事なきを得た。
車の運転手「坊や、危ないよー気をつけな!」
彩輝蘭は少年のもとへ駆け寄った。
彩輝蘭 「ぼく大丈夫?」
少年「は、母上!」
彩輝蘭 「!」
少年「すみません。つい似ていたもので。」
赤い瞳に金と赤髪...
煉獄さんが小さくなった?
彩輝蘭は目を丸めて少年を見つめる。
少年は転けたときに擦りむいて、服が汚れてしまったようだ。
彩輝蘭 「お家は近く?お父さんかお母さんはいるかな?」
少年「母は僕が幼いときに病で失いました。父は...」
少年は言葉を詰まらせた。
彩輝蘭 「辛いこと言わせてごめんね。怪我してるみたいだから、お姉さんのところで手当てしよっか!」
少年「良いのですか?ご迷惑にならなければお願いします!僕、煉獄千寿郎といいます!」
彩輝蘭 「(わわわ...煉獄くん?)千寿郎くん!私は彩輝蘭っていうの。よろしくね!」
彩輝蘭は千寿郎と一緒に帰宅することになった。
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作者名:よもやのいもや | 作成日時:2020年10月29日 2時