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風呂戦2 ページ28

Aside


撤収してからというもののしのぶさんがずっと笑っている。

「...なんでそんな楽しそうなんですか...」

「ふふ..いや煉獄さんの表情がなんとも言えない感じで面白かったので....つい、...Aさんが不死川さんに触られたんだと知ったら大変なことになりそうですけど...ふふふ」

....もし気づかれた時には実弥さんにも悪い気が...

「絶対気付かれないようにしなきゃ駄目ですね..」

私はさらに男装することに気合を入れた。



__そしてまた今晩もお風呂の誘いがやってきた。

今日は寝たふりをしてみた。

___「...昨日は倒れて今日は熟睡してんのか、こりゃあ派手に怪しいんじゃねえか?」

「宇髄!怪しいとはどういうことだ!」

「俺らと風呂に入りたくなくて嫌がってるんじゃねえの?」

「それが本当ならとても驚きだ!よもやそんなことを思われているとは!!」

...散々言われてしまっている...ほんとに入りたくないんです...あとで一人で入りたいです....

「おいA、」

天元さんがこそこそと話しかけてきた。

「あと2日3日あるのにこの調子でやってけんのか?今日は不死川に胸触られてたしよ、まあ俺は面白いからいいけどな。」

悔しい....この人なんなの....

私は寝返りを打つふりをして天元さんの腹を殴った。だがしかし筋肉お化けには通用しなかったようだ。
彼は自慢げに笑った。

「...まあいい、おい煉獄、今日はこいつおいてくか。」

「うむ!寝ているようだし仕方あるまい!明日また誘おう!」

もう来ないでください。心からそう思った。

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設定タグ:鬼滅の刃 , 煉獄杏寿郎 , 愛され   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:野田 | 作成日時:2020年1月23日 21時

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