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風柱 ページ27

Aside


次の日になって私は久しぶりに柱の方達と一緒に任務へ向かっていた。

「俺、足手纏いにならないでしょうか...?」

「大丈夫だろォ。こんなに柱が揃ってるんだぜ?」

実弥さんが逞しく笑った。流石柱でありお兄ちゃんだなあと思う。

今回の任務は視察。何人かで別れて各区域へ向かう。
私は実弥さんと無一郎さんと一緒だ。..師範は確かしのぶさんと一緒だったかな...

__結局視察で鬼に出会すことはなく、安堵のため息が溢れた。それを聞いた実弥さんがそんなに戦いたかったんだなと感心していた。

宿舎に帰ってくると一足先に帰っていた師範としのぶさんが待っていた。

「よもや!不死川と時透の隊も無事なようだな!」

「そりゃぁ、鬼に出会してねェからな。」

そんな会話をしているとほかの隊も次々と帰ってきた。今日はどこの隊も鬼に遭遇していないらしい。

「実弥さん、無一郎さん、今日はありがとうございました。」

私は鬼に遭遇しなかったと言えど1日一緒に任務に行ってくれた柱の二人にお礼をした。

「いや、そんなこと言われるほど何もしてねェし...ん?お前胸元になんかついてるぞ」

そういうと実弥さんが私の胸に触れた。(性格には胸に着いていた虫をとった)私は虫を取ってくれたということを理解しながらも赤面してしまっていた。

それを見ていた天元さんとしのぶさんは吹き出した。師範は不思議そうな顔をしている。

「あ...ありがとうございます...」

「...お...おう...」

実弥さんもまた不思議そうな顔をしていた。そりゃあ男の隊士の胸元触れたら赤面されるって少し危ない匂いがするしね....ごめんなさい実弥さん.....

そのあとあまりにも天元さんが面白がってその場に居づらくなってしまったのでしのぶさんと共に足早に撤収した。

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設定タグ:鬼滅の刃 , 煉獄杏寿郎 , 愛され   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:野田 | 作成日時:2020年1月23日 21時

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