14 家族… ページ15
そんなこんなで30分経過…
｢見つかんねー〜〜〜〜〜!!!!｣
｢見つからないねぇ…｣
私とレンはベンチに座って疲れ果てていた｡
私はレンで抱っこされている子供をみる｡
｢お姉ちゃん､ママどこ？｣
子供が私に言った。
｢大丈夫よ､私達がちゃんと見つけるからね？｣
子供の頭を撫でる｡
笑顔を見せてくれた｡
｢A､好かれちゃったな｣
｢え？｣
｢いや､何でもないよ｣
私達はその場を離れて歩き始めた｡
ドンっと､私は肩をおばあさんにぶつけてしまった｡
｢おやおや､ごめんなさいねぇ｣
｢いえ､こちらこそすみません｣
お辞儀をすると､おばあさんが
｢若いねぇぇ…旦那さん羨ましいねぇ､こんな可愛い妻子に恵まれて…､って､あららら旦那さんもハンサムだねぇ｣
……ん？夫婦だと思われてる？
勘違いされるなんて恥ずかしい…し､嬉しい…けども…
｢わ､私達は夫婦じゃn｣
｢はい､本当にこんな奥さんと子供がいて､幸せですし､大好きです｡｣
｢ほほほ､私も若い頃はこんなに可愛かったのだけどねぇ…あと50若ければ良かったんだけどねぇ｣
………お､お､奥さん､奥さんんんんんんんんんんんんん？!
｢では､これで｣
おばあさんは黙って手を振って行った｡
｢奥さん!？｣
｢うん､奥さん｣
ちょ…反則っ…
｢ん？俺の奥さん､なってくれないの…？｣
｢え？!違う､違うけど……なんか､こう､恥ずかしくって…｣
レンは目を見開たけど､そのまま優しい笑顔になって
｢奥さん､Aが奥さんじゃないと､俺､結婚しない｣
私は頬を赤く染める｡
｢…いちいち格好いいのよ…｡レンの馬鹿っ｣
レンは私のおでこにチュッとリップ音をさせて軽いキスをして､私に微笑む｡
｢…格好良いの？｣
｢…いちいち聞かないでよ…｣
私は､そろそろ茹でタコで倒れても可笑しくないわよ…､レンっ｡
でもこんな事言ったら｢その時は､ちゃんと運んでやるよ､お姫様｡｣とか絶対言われるよね｡
｢あっ、ママ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!｣
.
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桜 - レンきゅん、やばいかっこいいです。もう本当に萌え死にそうです。キュン死しそうです。レンきゅんは神王子様です〜！それでは！ (2017年1月9日 17時) (
レス) id: 84010f5448 (このIDを非表示/違反報告)
桜 - やっぱり１がいいです。R１８は (2017年1月9日 17時) (レス) id: 84010f5448 (このIDを非表示/違反報告)
桜 - ユ、ユキちゃん、９才のはず……でも途轍もなく頭いいから、１６歳でもオッケーだね。 (2017年1月9日 16時) (レス) id: 84010f5448 (このIDを非表示/違反報告)
桜 - レンきゅんかっこいいです。とってもかっこいいです。嬉しいです。 (2016年11月23日 23時) (レス) id: 84010f5448 (このIDを非表示/違反報告)
桜 - うーん、やっぱり３かなあＲ18は (2016年11月23日 23時) (レス) id: 84010f5448 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夕霧 | 作成日時：2013年1月13日 17時
