13 迷子ちゃん？ ページ14
｢イルカ可愛い〜〜〜〜〜!!!!｣
シロイルカ｡
シロイルカに触れるっていうので触る事にした｡
｢お姉さん､イルカ好き？｣
イルカショーのお姉さんが話し掛けて来た｡
｢あ､はい｡私､可愛いもの大好きで…､可愛い〜〜〜!!!!｣
きゅー､とイルカが鳴いた｡
可愛いっ!!!!
｢…………｣
｢ん？どうしたのレン？私の顔じーっと見て？｣
｢……いや､別に｡可愛いな…って…｡｣
｢イルカ？可愛いよねっ!!良かったね〜!!イルカちゃん!!｣
だがイルカは首を横に振り､｢きゅうーん｣と鳴いた｡
｢…いや､イルカじゃない､Aの方｡｣
｢えっ｣
私は思わず顔を真っ赤に染めた｡
嬉しいけど恥ずかしい…ちょっと矛盾した感情｡
と､イルカショーのお姉さんが私にシロイルカのぬいぐるみをくれた｡
｢イルカを愛してくれてありがとう!!!!｣
｢あ､ありがとうございます!？｣
私達はそのままその場を離れて少し人気の無い場所のベンチに座る。
風が私の頬を通り過ぎる｡
｢良かったね？A｣
｢う､うん…｣
もう慣れたと思ったのにっ…､か､顔が､見られないっ…
｢どうした？｣
｢別にっ……何でもっ…｣
顔を覗き込んでくるレン｡
ちょっ…､反則っ…
｢ん？さっきので照れちゃった？｣
｢〜〜〜〜!!!!!｣
レンには何でもお見通し…｡
｢そのまま動かないで｣
｢え？｣
そのままレンの唇が近付いて来て…
(き､き､キスされるっ…!!)
と､身構えた瞬間…
『『『『ぴえﾞえﾞぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇんﾞ!!!!!!!!!!!!!!!』』』』
びっくりしたような表情で私とレンは声のした方を見た｡
そこには……｡
｢ひっぐ､まぁま､まぁまあ…まぁまどこぉ？ひっぐ､えぐ｣
迷子が居た｡
｢…迷子だよな？｣
｢…みたい…｣
レンが近付いて迷子の子供を抱っこした｡
｢よいしょっ､おらおら､泣くな｡ママどこ行ったんだ？｣
｢…ママ居ないのっ…パパもっ…｣
｢…探す？｣
｢うん､探してあげよう｡｣
私はレンの腕に抱かれてる子供を見て､言った｡
｢大丈夫だよ､帰れるよ､泣かないで？｣
｢ひっぐ…うﾞんっ…｣
｢おーい!!〇〇ちゃんのお母さん､お父さん!!｣
｢居ませんか〜!？｣
私達は迷子の子供の母親と父親の捜索を始めた｡
.
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桜 - レンきゅん、やばいかっこいいです。もう本当に萌え死にそうです。キュン死しそうです。レンきゅんは神王子様です〜！それでは！ (2017年1月9日 17時) (
レス) id: 84010f5448 (このIDを非表示/違反報告)
桜 - やっぱり１がいいです。R１８は (2017年1月9日 17時) (レス) id: 84010f5448 (このIDを非表示/違反報告)
桜 - ユ、ユキちゃん、９才のはず……でも途轍もなく頭いいから、１６歳でもオッケーだね。 (2017年1月9日 16時) (レス) id: 84010f5448 (このIDを非表示/違反報告)
桜 - レンきゅんかっこいいです。とってもかっこいいです。嬉しいです。 (2016年11月23日 23時) (レス) id: 84010f5448 (このIDを非表示/違反報告)
桜 - うーん、やっぱり３かなあＲ18は (2016年11月23日 23時) (レス) id: 84010f5448 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夕霧 | 作成日時：2013年1月13日 17時
