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J K「あー…そっか、そうなんだ、旅行のもの買いに行ってたのか」
気付けばその顔はいつも通り
優しい顔で笑っている
何度も振り向いて
きっとゆっくり歩幅を合わせて歩いてくれている
J K「もう全部揃った？」
「それが…なんかパッとしたものなくて…。この暑さだし、探し回る気にもなれなくて、諦めて帰ってきちゃった。」
J K「暑かったもんな今日。まぁまだ時間あるしね、俺もまだ全然準備できてないよ？」
そう言ってまた何か思いついたようにパッとこちらを振り返る
J K「ねえ、明後日暇？俺の買い物、付き合ってくんない？もちろんAのもね？」
「えっ！いいの？行く！行きたーい！」
J K「この辺はもう大体見たんでしょ？早めに出てちょっと隣街まで遠出しよっか」
「賛成！あそこの大っきい駅ビル、行きたかったの！」
J K「よしっじゃあ決まりね！いっぱい買っていいぞ〜、荷物は俺が持つ！」
そう言って力こぶを作って笑う
「えーっ！じゃあ電子レンジとかも欲しいんだよなぁ〜(笑)」
J K「おい、旅行にいるのそれ」
あのテレビ見た？
あの曲いいよね！
なんて事ない、他愛もない会話
からかってみたり、ボケたり突っ込んだり
ジョングクとの帰り道はあっという間だ
いつもの曲がり角に差し掛かる
「じゃあね、明日もバイト頑張って！」
右に曲がると私の家
真っ直ぐ行くと彼の家
方向が一緒だから、みんなで集まった時はたいていジョングクと一緒に帰っていて
曲がり角を曲がるとすぐアパートが見える距離で、家まで送ってもらうのはなんだか申し訳なくて、いつもここで別れていた
JK「ん。じゃあ明日でもまた連絡するよ。」
「…ねぇ、ジョングク？」
J K「ん？」
「もしかしたら、嫌かもしれないけど…また、カフェラテ飲みに行ってもいーい…？」
J K「…いーよ。いつでも。」
ポリポリと頬をかいて、少し照れ臭そうに彼は笑った
ーーー
J K「………毎日…来ればいいのに」
何度も振り返ってはぶんぶんと手を振るAに軽く手を上げて答えながら、ポツリと呟いた
次はそんな俺の話を少し。
夏の夕暮れ
それぞれに歩き出した2人の間にまだぬるい風が吹いて
何かが変わり始めようとしていた
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renou(プロフ) - hanamiさん» ありがとうございます！本業が忙しくなってきて、書きたいのに書けず悶々としています(^^;;頑張ります！！ (2021年11月22日 15時) (
レス) id: 5d37c52f24 (このIDを非表示/違反報告)
hanami(プロフ) - とっても面白いです。更新頑張って下さい。続き、楽しみにしてます。 (2021年11月21日 0時) (レス) @page36 id: 97ddd4c5e5 (このIDを非表示/違反報告)
renou(プロフ) - MARIさん» 同じように思って下さってる方がいて、とても嬉しいです！早くくっつけたいのですが、この微妙な距離感を延々と楽しみたい自分もいます(笑)感想頂けるなんて、本当に創作意欲が湧きます！ありがとうございます(〃ω〃)頑張ります！ (2021年11月15日 7時) (レス) id: 5d37c52f24 (このIDを非表示/違反報告)
MARI(プロフ) - お話のテンポ感も文章も読みやすくて最高ですー！キュンキュンするし、自分もこんな青春したかった…と思いながら読んでます（笑）続き楽しみに待ってます✨ (2021年11月14日 20時) (レス) @page31 id: de6259910f (このIDを非表示/違反報告)
renou(プロフ) - 巫都さん» わぁーありがとうございます(ToT)キュンキュンして頂けたなんて嬉しすぎます！楽しく読んで頂けるように頑張りますᕦ(ò_óˇ)ᕤ (2021年11月13日 22時) (レス) id: 5d37c52f24 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：OUREN | 作成日時：2021年9月28日 17時
