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「ジョングク、ウェイター姿似合ってたよ？」
J K「なに、いきなりー」
少し照れたのを隠すように、コーヒーを口に運ぶ
「髪型も！なんかいつもと違ってた。あれは仕事モード？」
J K「見てますねぇ…笑」
学校とは違う、まだまだ私の知らないジョングクが、きっともっとたくさん居る
大事な人には、どんな顔を見せるんだろう…
とその時ー
？「Aちゃん…？」
声の方へ振り返って、驚いて固まってしまう
「…ジミン先輩！」
少し後ろには長身の美女。
ーリサさんだ
JM「やっぱり！なんか似てるなぁと思ったら！」
…なんでそんな普通に声掛けてくる？
空気と言う物を読めないのかこの人は。
2人の姿に一瞬怯んだけど、もうなるようになれだ
「よく気づきましたね〜、お久しぶりです。」
JM「えー！なになにー！もう彼氏できたの？」
「あ、いえ、この人は…」
JM「なんか彼も見た事ある気がするなぁ、もしかして同じ学校？」
知ってる？と後ろのリサさんに話しかけている
いや、人の話を聞きなさいよ
チラッとジョングクの方を見やると、あからさまに眉間に皺が寄っている
(なんか…顔が怖いんですけど…)
空気の読めない先輩さんはそんなのお構いなしに続ける
JM「も〜、俺これでもちょっと心配してたんだよ？最後ほら、あんな感じだったからさぁ。真面目そうに見えて案外やるじゃん君もー！」
J K「A」
静かに怒りを感じさせる、低音の声色
鋭く細めた瞳
ビクッと私が彼の方を見るのが先か、彼が動いたのが先か
J K「ん、ここ」
自分の唇を指差しながら、さっきとはまるで真逆のそれはそれは甘い声で
J K「クリーム付いてる」
そう言い終わる頃にはその手が私の顎を捉え、親指でゆっくりと唇を拭った
何が起こったのか、一瞬すぎた展開に頭が追いつかず硬直している私をよそに
指についたクリームをペロリと舐めて
J K「まだなんか用事でもあるんですか？俺達、今日初デートなんですよねー、あんま邪魔しないでくれます？」
呆気に取られる先輩の目を真っ直ぐ見据えて彼は言った。
JM「あれれ、随分嫌われちゃってる？オレ笑。ごめんごめん、初デート邪魔しちゃ悪いよねー、じゃ、またね〜」
あんな顔で凄まれてもヘラヘラと笑いながら去って行く先輩は、かなりのメンタル強者なんだろう
ー台風が去った後の静けさたるや
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renou(プロフ) - hanamiさん» ありがとうございます！本業が忙しくなってきて、書きたいのに書けず悶々としています(^^;;頑張ります！！ (2021年11月22日 15時) (
レス) id: 5d37c52f24 (このIDを非表示/違反報告)
hanami(プロフ) - とっても面白いです。更新頑張って下さい。続き、楽しみにしてます。 (2021年11月21日 0時) (レス) @page36 id: 97ddd4c5e5 (このIDを非表示/違反報告)
renou(プロフ) - MARIさん» 同じように思って下さってる方がいて、とても嬉しいです！早くくっつけたいのですが、この微妙な距離感を延々と楽しみたい自分もいます(笑)感想頂けるなんて、本当に創作意欲が湧きます！ありがとうございます(〃ω〃)頑張ります！ (2021年11月15日 7時) (レス) id: 5d37c52f24 (このIDを非表示/違反報告)
MARI(プロフ) - お話のテンポ感も文章も読みやすくて最高ですー！キュンキュンするし、自分もこんな青春したかった…と思いながら読んでます（笑）続き楽しみに待ってます✨ (2021年11月14日 20時) (レス) @page31 id: de6259910f (このIDを非表示/違反報告)
renou(プロフ) - 巫都さん» わぁーありがとうございます(ToT)キュンキュンして頂けたなんて嬉しすぎます！楽しく読んで頂けるように頑張りますᕦ(ò_óˇ)ᕤ (2021年11月13日 22時) (レス) id: 5d37c52f24 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：OUREN | 作成日時：2021年9月28日 17時
