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りょうside
意味がわからなかった
Aが…轢かれた？
怪我の状態もわからずただ無事を願って車を走らせる
病院につき、名前を伝えると手術室前に通される
そこには泣きじゃくってるてつやがいた
り｢てつや…｣
て｢りょう…どうしよう…｣
り｢大丈夫、助かるよ｣
て｢、俺が悪いんだよ｣
り｢どういうこと？｣
そして、そこで一連の流れを聞く
り｢馬鹿だなお前｣
て｢うぅ…｣
り｢でも、それで轢かれたってのはてつやのせいじゃないよ、な？｣
て｢ほんとに、？｣
り｢ホントだよ、｣
すると、ほかのメンバーも揃って集まってきた
と｢おい、Aは｣
虫｢まだ処置中？｣
ゆ｢てつや、大丈夫か？｣
し｢何があったんだよ｣
り｢一旦落ち着いて？｣
緊迫したムードになる
でもそれは、Aのことが心配だからって言うのもわかるからなんとも言えない
てつやからとりあえずさっき俺にしてくれた話をもう1回
と｢お前マジでなにやってんの？｣
虫｢ねぇ、この状況でそれって、Aほんとに悩んでたんだよ？それでやっと覚悟決めてちゃんと、前を向こうとしてたのに、そこでてつやが裏切ってどうするの？｣
し｢なぁ、てつやお前、Aがどんだけ内心楽しみにしてたか分かる？お前が誘った後、俺の家来た時何も言わなかったけど、ほんとに楽しみにって顔してた｣
ゆ｢まぁ、てつやにAが怪我したことの責任まではないって｣
しばゆーの話に結構心抉られたけど、とりあえず今はここで袋叩きにされてるてつやが可哀想
て｢ごめん、ほんとになんでこんな馬鹿なことしたんだろ｣
り｢まぁ、とりあえずAが元気に帰ってくることを願うしかないでしょ？｣
その言葉に全員静まり返る
虫｢それもそうだね、ごめん｣
と｢あぁ、くそ、この時間ほんと…｣
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作者名：矢橋 | 作成日時：2020年6月2日 19時
