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てつやside
明日は、Aとのデート
もうどこに行こうかとか全部決めて、最後に名古屋まで服を買いに行った
どんなのがいいかな、なんて思ってたら突然聞き覚えのある声がする
女｢ひっさしぶりじゃん！てつや〜！｣
昔の恋人、俺から振った女
どうしてもAの事が忘れられなくて、別れたんだ
て｢お、久しぶり｣
とりあえず挨拶を返す、
どこからか来る罪悪感から声は小さくなる
女｢あれ、てつや買い物？｣
て｢うん、そうよ｣
女｢えー、あ、ねぇねぇ、この後飲みいこーよ｣
て｢えぇ、俺明日早いし、｣
女｢えぇー付き合い悪｣
て｢ごめん、じゃ｣
早めに切り上げよう、そう思うと
女｢それならてつやの家で良くない？｣
て｢え、なにが｣
女｢飲むのー、今めっちゃてつやと飲みたい、いいでしょ？｣
別れたとはいえ、1度は付き合った相手
ここでも罪悪感が背中を押して、仕方なく2人で岡崎に帰って飲むことになった
女｢おっ邪魔しますー｣
て｢はい、どーぞ｣
女｢はぁ〜、疲れたぁ｣
突然人の家に来て、ベットに倒れ込む
て｢ちょっと、さっさと飲んで帰ってよ｣
女｢もう、そんな追い出さなくたっていいじゃんー？｣
て｢俺明日、用事あるし｣
女｢え、何デートとか？｣
て｢…まぁ｣
すると突然声色が変わる
女｢何、そいつとはヤったの｣
て｢はぁ！？やってないわ！｣
女｢あのてつやが！？はぁ、意味わかんな｣
そういって、俺の胸ぐらをグイッと引っ張ってくる
女｢私の事、遊びに使ってポイッと捨てて、それで今度は純愛ごっこですか？馬鹿じゃねぇの｣
て｢別に捨ててなんか｣
女｢うるさい、ねぇ、抱いてよ｣
て｢は？｣
女｢私ともう1回付き合って、じゃなきゃ私のこと捨てたのSNSに上げる｣
女｢いいの？あんた有名なんでしょ？｣
て｢あの時は悪かったって！！なぁ、ごめんほんとに｣
女｢うるさい、ねぇ、付き合うの？合わないの？｣
て｢はぁ、付き合うわけねぇだろ｣
そういって、突き飛ばす
女｢った！！！女に暴力振るうわけ！？意味わかんない！！｣
て｢お前が先に仕掛けてきたんだろ！？｣
女｢ありえない、もうTwitterにあげるから｣
そういって、スマホを取りだした
て｢おい、やめろって｣
女｢ここで今すぐ抱いてくれるってんなら、やめてやってもいいよ、ねぇ、どうする｣
俺のせいで炎上なんて、バカバカしすぎる
て｢…分かった｣
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作者名：矢橋 | 作成日時：2020年6月2日 19時
