【忍たま】忘れたくない人2

視線 ページ34

あの日からだいたい2週間くらいたった


私たちはわりといつもと同じような日々を過ごしていた



けれど前と何が違うかと言うと2人で出かける頻度が多くなった


増えたと言っても付き合う前がほぼ皆無だったのでそんなに出かけたわけではないのだが､､､



けど今の生活に私はすごく満足していた



それと同時に帰らなければいけないことを思い出すことも多くなった



「ふぅ、こんなもんかな」



小「Aちゃーん、そっちの方は片付いたー？」



「いま終わったよー」



私はそんなことをいつも気にしていたらいつか気がおかしくなってしまうと思ったのでできるだけそんなことを考えようにしながら仕事に取り組んだ



小「じゃあ、それこっちに持ってきてー」



「りょうかーい」



私たちは倉庫の片付けをしていた


私は倉庫の不用品を分別したりしていた
なので両脇には大量のゴミが積み重なっている


「よっこいせ」



私は不用品の1部を持ち上げ、倉庫の入口を出た


そして外にいる秀作の元に向かおうとしたのだがその時丁度なにか人に見られているような気配を感じた


(ん？)



周りの様子を軽く見てみたが誰もいなかった



(気のせいか)


その日私は特にその視線の正体を特に気にせず仕事に戻った



けれど


(明らかに気のせいじゃない)



そう思ってしまうほど最近は見られているような気配が増えた



そしてそれを八左ヱ門に半分愚痴るような感じで伝えた


「てな感じで最近見られてる感じがしてあんまり落ち着かないんだよね」



竹「､､Aそれってだいたいいつ頃に感じるんだ？」



なんだか少し真剣な八左ヱ門に軽く緊張感を覚えながら視線を感じる時間帯を思い出してみた



「んー、あーそういえばなんか見られてるって感じる時はだいたい仕事中かな、特に外の仕事」



竹「A、ちょっと今の話を聞いただけで言うのは心配しすぎだと思われるかもしれないけど､､」


竹「しばらくの間外の仕事は控えた方がいい」



「ゑ」


今から部屋まで送る、と言って歩いていく八左ヱ門に戸惑いながらもついていく


(え？え？そんなに深刻な感じなの？)



私はそのまま八左ヱ門について行き、部屋に着いた



竹「じゃあA、とりあえず今日はなるだけ部屋を出ないようにしてくれ」



そう言って八左ヱ門は足早に去ろうとするので思わず私は引き止めた



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投稿頻度結構空いてしまってすいません😭💦💦🙇‍♀️

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