夏やな２ ページ6
赤木「夏祭りって毎年あるあのでっかい神社のとこのやんな？
行くん？めっちゃ楽しそうやん！」
アランに迫る三人の後ろから声をかけたのは、３年の赤木路成だった
『やっぱそう思いますよね！！
ほらアラン君！楽しいですよ絶対！！
私と行くのが一番楽しいですよ絶対！！』
侑「いや俺やし！！」
治「俺や」
また騒ぎ始める双子とAに、赤木が言った
赤木「みんなで行ったらええやんけ
お前ら三人とも結局仲ええんやから、その方が楽しいやろ」
「！！」
赤木「で、俺もよしてや」
三人が、ﾊﾞｯ!！と赤木の方をみた
『路成くん…天才か！？』
治「確かにアラン君とも行きたいけど、俺はAとも行きたい」
侑「おいサム俺はどこいってん」
赤木の意見に三人が賛同する一方、尾白は嫌そうな顔をしたが、嬉しそうな三人をみて渋々了承した
角名「え、夏祭り五人で行くんですか？
それ俺も行っていいですか？」
銀島「え！ええな！！
俺もいきたい！！」
大耳「…俺も行ってええか」
騒ぐ五人のところに、残っていた部員がワラワラと集まる
それをみて、Aが嬉しそうに目を輝かせた
『ほんなら、バレー部みんなで行きませんか！？』
赤木「お！ええやんそれ！」
尾白「えー？うーん…
北ー！こんなんゆーてるけどどうや！」
アランが、遠くの方で爪の手入れをする北に声をかけた
北が顔をあげる
一応話は聞いていたようだった
北「大人数で行くんは迷惑やろうし俺はあんま勧めんけど」
北の言葉に、さっきまで盛り上がっていた部員が一気に静かになる
北「…まあでも、なかなかそんな機会もないし、ちゃんと周りに気ぃ配るんやったら、ええんとちゃうか」
全員「！！」
北のその言葉で、また場が盛り上がった
浴衣を着ていくかどうかの話が飛び交う
こうして、バレー部全員で夏祭りに行くことが決定したのだった
『…って！！お前もめっちゃ最初に行きたがっとるやんけ侑！！お前こそ文句言うなや！！』
侑「ぐっ！！いや、まさか浴衣着せられると思わんやろが！！
しかもみろやこれ！！サムと色違いやぞ！？お揃いやぞ！？どこの女子高生やねん！！」
治「不服」
『んぐっふ』
侑「あぁ！？それはこっちのセリフじゃボケ！！Aもなに笑とんねん！！」
三人の賑やかな声が夜道に響く
「ずいぶんと楽しそうやなあ」
三人「！！！」
刺すような声が、三人の耳に届いた
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街角のドーナツ屋(プロフ) - ひなたさん» ありがとうございます(*´∀｀*) (2020年3月22日 1時) (
レス) id: 282020a4c4 (このIDを非表示/違反報告)
ひなた - イラストはとてもお上手なので、事実です！2回褒めました！！笑笑 (2020年3月22日 1時) (レス) id: cc9cbc4c25 (このIDを非表示/違反報告)
街角のドーナツ屋(プロフ) - まっちゃあああさん» ありがとうございます！頑張ります〜！！ (2020年3月21日 23時) (レス) id: 282020a4c4 (このIDを非表示/違反報告)
まっちゃあああ - とても面白いです！更新頑張ってください！(о´∀`о) (2020年3月21日 22時) (レス) id: b96f43fad0 (このIDを非表示/違反報告)
街角のドーナツ屋(プロフ) - バカで変人な天才さん» ありがとうございます〜〜！！( *´艸｀)絵も誉めていただいてとってもうれしいです( 〃▽〃)がんばります！ (2020年3月21日 21時) (レス) id: 282020a4c4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：街角のドーナツ屋
| 作成日時：2020年3月16日 23時
