どいつもこいつもやめたって ページ13
大門「いやー、助かりましたほんまに
桃瀬さんが声かけてくれんかったらこいつもどないなってたか…」
北に代わって弟のれんを肩車した大門がぺこぺこと頭を下げる
北「おいやめたれ
れんくんが吹っ飛びそうや」
大門「あ、すまんれん
目ぇ離して悪かったなあ」
れん「ううん！楽しかったからええねん！」
れんがにしし、と笑う
大門「ほんまにありがとうございます
……で、桃瀬さんは、何でそないに主将さんにくっついてるんですか？」
生命の危機を感じたAは、現れたのが大門だとわかっても北から離れられないでいた
『お！お前が！！お前！！
もっと静かに歩いてこいや！！！
熊かなんかが迎えに来たんかとおもったやんけ！！』
れん「お姉ちゃんヤンキーのくせに弱虫なん？」
『いや誰でも怖いわ普通！！』
Aがぎゃんぎゃんと大門を叱る
それでもまだ北から離れないことにAは自覚がなく、北の方は少し目が泳いでいた
大門「れん、この方は俺より強いんやで
ほんまにかっこええ人なんや」
れん「ええ〜？兄ちゃんより？
ほんまに？？」
れんが信じられない、とでも言いたげにAをじと目で見る
れん「それはわからんけど…
でも、ぼくのこと何回も助けてくれて、かっこよかった。ありがとう」
『！』
照れくさそうに口をもごもごさせてお礼をいうれんは、大門の弟とはとても思えないほど可愛らしかった
『…ふ、どういたしまして』
れん「きれいなお兄ちゃんもありがとう」
北「ん、どういたしまして」
北もふわりと微笑む
大門「ほんまに恩に着ます！
夏休み中は田舎に帰省するんで護衛できないんですけど、夏休み明けはそのぶんばっちり護衛につきますんで！！」
『いや、それは別にいらn』
大門「ほな、花火あがる前にええ場所とりたいんでーー！！」
『聞いちゃいねえ』
大門はそう叫んで、また大きな足音をたてて去っていく
すると、肩車をしてもらっていたれんが振り向いて叫んだ
れん「けっこんするとき呼んでなーーー！！！」
二人「……………………………………………え？」
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街角のドーナツ屋(プロフ) - ひなたさん» ありがとうございます(*´∀｀*) (2020年3月22日 1時) (
レス) id: 282020a4c4 (このIDを非表示/違反報告)
ひなた - イラストはとてもお上手なので、事実です！2回褒めました！！笑笑 (2020年3月22日 1時) (レス) id: cc9cbc4c25 (このIDを非表示/違反報告)
街角のドーナツ屋(プロフ) - まっちゃあああさん» ありがとうございます！頑張ります〜！！ (2020年3月21日 23時) (レス) id: 282020a4c4 (このIDを非表示/違反報告)
まっちゃあああ - とても面白いです！更新頑張ってください！(о´∀`о) (2020年3月21日 22時) (レス) id: b96f43fad0 (このIDを非表示/違反報告)
街角のドーナツ屋(プロフ) - バカで変人な天才さん» ありがとうございます〜〜！！( *´艸｀)絵も誉めていただいてとってもうれしいです( 〃▽〃)がんばります！ (2020年3月21日 21時) (レス) id: 282020a4c4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：街角のドーナツ屋
| 作成日時：2020年3月16日 23時
