32話 『その日は楽しかった』 ページ32
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え、まって好みのタイプ一つも思いつかない…
っていうか今まで好きな男とか出来たことなかった
悠仁と恵以外の男って私のこと馬鹿にしてくる
奴しかいなかったし出来なくて当たり前だけど
テレビとかでイケメン俳優とか言われてる人見ても
無関心だし…
「A、A」
右横に座っている五条先生に右肩を叩かれた
「なんですか、今考えて…」
と言いながら右を見てみると、目隠しを
取った五条先生が無言で見つめていた
「野薔薇、
「それは正しい」
「ええ！？なんで！Aの学校行ったら
黄色い歓声浴びられたのに！」
「いや、それは五条先生の中身知らないから
ですよ」
恵の言葉に同意し縦に頷く
前の学校で起こったことが目を瞑っただけで
思い出せる
「目隠し外して私の兄だと公言されて後々大変だった…」
「うわあ…ご愁傷様」
「だな」
目の前に座る恵と私の左隣に座っている野薔薇に
両手を合わせられた
本当に、自分にご愁傷様と言いたいレベルで
大変だった…
連絡先教えてだの彼女いるのだの。
「はい、気を取り直して次に恵！！
Aに質問！」
「…じゃあ趣味で」
「ええ？！伏黒、お前ここで趣味聞くの？！！」
「この流れでなに普通のありきたりな質問してんのよ」
「いや今はありきたりな質問する時間だろーが！」
同級生三人組が口喧嘩…？みたいなことを
しているが、私はやっとまともな質問が来たと
内心ホッとし、一息吐いてはっきりと言葉にする
「ゲーセン」
「って普通に答えてる！！てかめっちゃ意外な趣味！！！」
「なんのゲームやんの？」
「クレーンゲーム、格ゲー、サバゲー、音ゲー
基本全部する」
「まじで意外すぎるわね…なんで始めたの?」
「姐さんとプリ撮った時にやったら趣味に
なった」
「きっかけ全部今のところお姉さんじゃん！！！」
と、悠仁に言われて「まあ、基本全部そうだし」
と答え、その後銀座の寿司屋で寿司を食べながら
親睦会及び質問会が続いた
同級生とこんなに話して、偶に腹立つことは
あるけど、普通に、単純にその日は楽しかった
でも、呪術師はいつも死と隣り合わせだ
幸せが、日常が壊れるのはいつも一瞬だと
分かっていたのに
記録＿＿＿＿ニ〇一八年七月
西東京市 英集少年院 運動場上空
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
＿＿高専一年生四名が派遣、一名欠席
内一名 死亡
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えむむ(プロフ) - あいりさん» あいりさんはじめまして！コメントありがとうございます！！そう言って頂けるととても嬉しいです！頑張ります！ (2020年11月28日 21時) (
レス) id: 2134a4f440 (このIDを非表示/違反報告)
えむむ(プロフ) - さわりにゃんこさん» さわりにゃんこさんコメントありがとうございます！！本当ですか！嬉しいです、、、そうですね！私も一年ズ、二年ズに夢主を絡ませたいです！ (2020年11月28日 21時) (レス) id: 2134a4f440 (このIDを非表示/違反報告)
えむむ(プロフ) - シノンさん» シノンさんコメントありがとうございます！そう言って頂けるとモチベが上がります！更新頑張ります！ (2020年11月28日 21時) (レス) id: 2134a4f440 (このIDを非表示/違反報告)
あいり(プロフ) - 初めまして！いつも通知がきて嬉しく読んでます！！勧誘成功してからのお話もとっても読みたいです！！ (2020年11月28日 18時) (レス) id: 209cc63d47 (このIDを非表示/違反報告)
さわりにゃんこ(プロフ) - いつも通知が来るたびワクワクしながら読んでます。続編は読んでみたいですね！五条先生との絡みもですが1年ズ以外にも2年ズとかとの絡みも気になるので！ (2020年11月28日 18時) (レス) id: a346737382 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：えむむ
| 作者ホームページ：http://uranai
作成日時：2020年11月23日 19時
