転 入 勧 誘 されてます【呪術廻戦】

11話　「さっさと答えんかい！！」 ページ11

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時刻は午後十六時五十三分。
部活動に入っていないが委員会に所属している
ため帰りが少し遅かった。

今日も五条さんがいるのか…それとも一年生の三人がいるのか…考えるだけで胃が痛い。

いつもより帰り遅いし居ないと思ってたら
呼んでもないし待たせてもないのに「遅い！」って五条さんに言われた覚えがある。

ていうことは今日もいる。


目を瞑って大きく溜息を吐く。
もうすぐ校門だからだ。

今日も転入勧誘されるのか…






「遅い！！！」

「っ！？ え…く、釘崎野薔薇…さん…？」


急に大声で怒鳴られ目を開けると普通に学校内に
入ってきていてご立腹の釘崎さんがいた。


「昨日と帰宅時間違うってどういうことだ、まさか私に会わないためにわざとずらしたんじゃないわよね？」

「今日は委員会だったから。というか一人？」

「そ、今日は私一人。ねえあんた、服に興味ある？」

「…え？」

「服に興味あんのかないのか聞いてんのよ！
さっさと答えんかい！！」

「あ、ある…！あるから大声出さないで…！」

「ならこの辺で洒落た店案内してくれない？
昨日全然回れなかったうえにぜんっぜんオシャレじゃない店ばっかだったし！腹立つ！！」

「だからここ私の学校だから静かにしてくれない…？」

「よーし！ならさっさと行くわよA！」

さらりと名前で呼ばれ、ぐいっと強引に手を繋がれ校門の外に引っ張られる。




「ちょ、待って！家に連絡入れるから…！」



ていうか勧誘目的で来たんじゃないの…？








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作者から2点お伝えしたいこと

・釘崎さん大好きなキャラクターなのですが口調合っているか不安しかありません。
そもそもコミックス4巻が手に入らないと最新刊まで読めないため各々のキャラの設定や口調はアニメまでの知識しかありません…ご理解お願い致します。

・投稿して３日で100以上の評価とお気に入り登録600人以上、ありがとうございます！
アニメまでの知識しかない作者ではありますが、
これからもよろしくお願い致します。


お知らせは1点です。

夢主の術式や呪具は1話に追加致しました。
また、少し修正させていただきました。

12話　「羨ましい」→←10話　「私が見えるならね」

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