プロデューサーから声優。そんな俺の、過去話 (ページ7)

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ロクページ7

まぁ、どんだけ嫌がっても行かなければならないことに変わりはないのだが。
俺と瑛里華と榛名は一番後ろの席に座ってて、結構ひろびろと使ってる
瑛里華は右隣、榛名はその右隣に座って２人で他愛もない女子らしい女子トークを繰り広げてる

誰々が誰々を好き、
誰々センパイが誰々センパイに告白した、
この間みたテレビドラマに出てた読モが、
今回の水着はどんなだ、
まぁ、そんな感じ
ぶっちゃけ興味ないしどうでもいい

『…榛名、寝るから着いたら起こして』

榛名「あ、うん。了解」

瑛里華「おやすみ～」

『ん』

こういうとき、楽だなって思う。どこでも直ぐ寝られるの。まぁ、多少なりと周りは気にするが
どこでも直ぐ寝られることが特技で良かった良かった
そのあとは海のそばの宿に着くまで２、３時間ほど、ずっと寝てた

俺は久しぶりにあのシスコン馬鹿兄貴と馬鹿妹と離れられるという嬉しさから爆睡。
夜寝られるのか、と榛名と瑛里華と弥生に言われたけど、俺を舐めるなよ
夜眠れないとかガキかっつーの、寝ねれるし余裕で

担任「１日目の今日は海には入らない。この宿の中で行動してくれ。呉々も、宿の方に迷惑をかけないように！」

在り来たりな担任の言葉を右から左に聞き流して←
宿の中だったら何をしても良いとのことなので泊まる部屋へ行ってまたもや熟睡
いやぁ、寝るって素晴らしいね