ジュウヨン ページ15
『…………………青…』
立ち入り禁止の屋上
屋上までの扉は鍵掛かってるから、3年の教室のベランダから柵を越えて飛び移る
体育館までかなり距離があるし足場も安定してるしコンクリで若干繋がってるから、落ちる心配も見つかる心配もそんなにない
『………面倒いな…もうこのまま帰ってやろうか』
誰も居ないし誰も来ないと思ってた屋上に、新しく1つの影が出来た
?「こんなとこで何やってんの?キミ。1年生…だよね」
『…サボり』
?「じゃあ仲間だね、俺と」
『…アンタ、確か生徒会書記の』
?「やっぱり生徒会役員?見たことあると思ったんだ〜」
永登「あ、俺は火野塚 永登 -ひのつか なぎと- 。2年」
『はぁ…………咲槍A、………よろしくお願いします?』
永登「ん、Aな。Aはなんで朝礼サボってんの?」
『面倒いの嫌いなんで。火野塚センパイは、なんでまた』
永登「強いていうなら式典が嫌いだからかなぁ…………入学式と卒業式は最低限出るけどな」
『結局似たような理由じゃないすか………』
永登「まぁまぁ、細かいことは気にすんなよA。Aって、これからもここにサボりに来んの?俺は来るけど」
『はぁ、多分』
永登「わっるい奴〜」
『そのままそっくりお返しします』
永登「あ、やべ。来るって言っちゃった」
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作者名:頼 | 作成日時:2017年10月23日 0時