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第22話 ページ24

Aside

アオイとの大喧嘩も一件落着して

私は今一人で夜になった庭に来た

A(こんなに綺麗な月を見たのいつぶりだろう)

そう言えばこちらの世界に来てから私はあまり月を見る事がなかった

ハウスの頃はよく眠れないとレイと一緒にこっそり図書室にいて月を眺めながら一緒に鼻歌歌ってたな

それをママにバレて怒られたなぁ

でもそんな他愛ないことがもう出来ないんだよね

そんな事を思っていると

?「貴女がこんな時間に起きてるなんて珍しいですね」

A「‼…しのぶ姉さん」

なんと隣にはしのぶ姉さんがいた

A「いつからいたの?」

し「貴女が月を眺めながら物思いにふけるところから」

A(それって最初から見てたって事じゃん‼)

私がそんな事を思っていると

し「…良かったですねA」

A「え?」

し「アオイと仲良くられて…」

A「うん…でもそれはしのぶ姉さんのお陰でもあるから」

し「私?」

A「うん…だってあの言葉のお陰でアオイとも仲良くなれたし」

し「あれは…貴女のお陰で」

A「それでもしのぶ姉さんのお陰だよ…ありがとうしのぶ姉さん‼」

し「……こちらこそありがとうA」

し・A「ふふふ」

そんな他愛ない話をしてたらしのぶ姉さんが私に抱きついた

し「……泣きたい時は泣いてもいいんですよ」

A「え?」

し「アオイやカナヲ達の前では泣けなくてもせめて私の前では泣いてもいいんですよ」

A「べ…別に私は泣きたいなんt…」

し「本当にそうなんですか?」

A「!⁉」

そう言ったしのぶ姉さんの笑い方はカナエ姉さんに似ていた

カ【まあまあそんなこと言わずに姉さんしのぶとAが笑った顔が好きだなぁ】

カ【だから言ったでしょアオイはちゃんと聞いてくれる子だって】

どうしてこんなにもカナエ姉さんとの思い出の記憶が蘇ってくるとなんだか胸が痛くて泣きそうになる

A「っ…ずっと一緒にいて欲しかった…私が…鬼殺隊に入るまで生きて欲しかった…」

し「はい」

A「一緒に…行ってくれた花畑を…また行きたかった」

し「はい…」

A「う……うわあああん‼

私は思いきっりないた

しのぶ姉さんは泣いている私の背中をさすった

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ドラゴン(プロフ) - 気になったこと言っていいでしょうか?夢主ちゃんの番号なのですが、81195だと未来の子になってしまうので91194などにしたほうが良いと思います。反対から読んで生まれた順番になるので…わざとでしたらすみません (2020年10月9日 16時) (レス) id: 9b62aa768c (このIDを非表示/違反報告)
黒猫(プロフ) - Rayさん» コメントありがとうございます間違っていた所教えてくれてありがとうございます(^ ^) (2020年3月22日 15時) (レス) id: fa4f02dcf3 (このIDを非表示/違反報告)
Ray(プロフ) - 気になったんですけど、きっと『ライナ』ではなく「ナイラ」ですよ! (2020年3月22日 9時) (レス) id: 94bc6d0b99 (このIDを非表示/違反報告)
アストライア(プロフ) - 黒猫さん» なるほど、つまりエマとおそろですね←返答ありがとうございましたm(_ _)m (2020年1月17日 14時) (レス) id: c9fa56c96c (このIDを非表示/違反報告)
黒猫(プロフ) - アストライアさん» コメントありがとうございます髪型については約ネバの9巻からエマがサンディ達に貰ったヘアピンみたいに耳を隠してます (2020年1月17日 11時) (レス) id: fa4f02dcf3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:黒猫 | 作成日時:2019年8月16日 3時

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