浅野学秀の幼馴染みは３年Ｅ組！！ Part６ (ページ4)

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（人２）side

「うお、マジかよ殺せんせー！？」

ヘッドホンで音楽を屋根の上で聞いてると、
窓の空いた教室から吉田の声が
聞こえてきた。

何だろ。

私は屋根にぶら下がり、勢いを付けて
空いてる窓から入った。

ガコンッ

「っあ。寺坂、ごめん。」

勢いつけ過ぎて、廊下の方まで
飛んだら、入って来た寺坂の顔面に
クリーンヒットww

「「ドアから入れよ！！」」

皆からツッコミが入るww

「あっはは、ごめんごめーん。
屋根にいたからさ。」

「「猿かテメーは！！」」

「寺坂達と一緒にすんな！！
…あ、寺坂達はゴリラか。」

「「だからちげーよ！！」」

吉田と寺坂がハモる。

「っあ、もしかして、さっき吉田が
騒いでたのってこのバイク？？」

私は寺坂の上から退いて、バイクらしき物に
近づいた。

「そうだぜ！まるで本物みてぇだろ！！
殺せんせーがプールの廃材で作ったらしい。」

え！？

「すっご！！何このリアリティ！？
器用だねぇ…。」

「だよな！流石（人２）！！分かってる～。」

吉田も、こういう時は中学生らしく
なるんだね。

「しかも、本物のこのバイクは、
最高時速３００Kmも出るんですって。
先生一度本物乗ってみたいもんです。」

「いやいや、アホか。」

「抱きかかえて飛んだ方が速いでしょww」

吉田の言葉を繋ぐ。

吉田と私の言葉に笑う皆。

けど。

バキィッ

「！？」

「にゅやーっ！！？」

寺坂は違うみたいで、バイクを蹴飛ばして
壊していた。

皆からブーイングも気に入らないみたいで。

「てめーら、ブンブンうるせーな、
虫みたいに。駆除してやんよ。」

と、言ったかと思ったら、何かの缶を
床に叩きつけた。

缶が壊れ、中からスプレーが飛び出す。

「うわっ！！」

「何だこれ！！」

「殺虫剤！？」

私は背後にグイッと引っ張られたかと
思ったら、誰かの手で口元を覆われた。

「！？」

見ると、赤羽だった。

「あ、ありがと…。」

私は、赤羽が手を離した時にお礼を言った。

「…っ！！…べ、別に……病み上がりだし。」

何で赤羽、赤くなってんの？

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カルマを照れさせてみましたww